みなさん、こんにちは

 

🔥炎塾🔥です。

 

興味深い話がありましたので、みなさんにシェアしたいと思います。

 

特定を防ぐため、人物、時期、場所、言葉 は脚色されています。

 

友人(新高1の父)の娘さんがとある高校に進学する事になり、

 

お父さんが保護者会に参加してきたそうです。

 

私はエリアも違うので、その高校の事はよく知りませんが、偏差値50前後の普通科高校だそうで

 

偏差値45くらいでも十分に合格者が出る高校だと聞いています。

 

高校の先生曰く「ここは進学校」と言う事ですので、まさしく文字通りの自称進学校だと言えます。

 

国立大学に行けるのは全校でTOP1桁順位に限るレベル感で、早慶は10年以上合格者が出ていないというレベルだとのこと。

 

友人(生徒さんのお父さん)は、受験知識は豊富なので、保護者会での進路のお話を楽しみにしていたそうです。

 

面白い話だったので、ブログのネタにしていいよ!と言ってくれましたので、紹介させてもらっています。

 

まずクラス目標

 

この写真はAIです。実在しません。
 
大学合格の秘訣は
 
3度の食事
 
早寝早起き
 
部活
 
毎日2時間の学習
 
だそうです。
 
まぁ、ありそうな話ですね。
 
そのクラス目標になった根拠が
 
東大合格者を例年100名前後輩出する超進学校
 
彼らの目標値を参考にしたらしいです。
 
皆さんは、どう考えますか?
 
友人の娘さんの高校から国立に進学できる生徒は学年1桁順位に限ります。
 
全生徒の半数以上は中学時代に偏差値50未満です。
 
でも、半数以上は国立志望になります。
 
半数以上が国立志望の高校が、最後1桁人数しか国立大学に合格できてないのに
 
1日2時間勉強を目標にしてしまって良いのでしょうか?
 
というのが私が抱いた感想でした。
 
親御さんは比較的真剣に国立に行って欲しいと思っていると思います。
 
塾での面談を20年以上やっていると、もう3000組くらいのご家族と面談をさせてもらっています。
 
皆様もそれなりに多くの方にお会いしてきているとは思いますが、皆様が思っている以上に私たちはとてつもない人数の方とお会いしお話をしてきています。
 
噂に流れてくる極端な話、都合の良い話だけではなく、スポットの当たらない小さな出来事にも日々直面しています。
 
皆様が思っている以上にリアルを目の当たりにしています。
 
日々の面談のなかで、お会いしてきた方々
 
高1の段階では体感8割以上国立志望です。
 
友人の高校の状況は知りませんが、おそらく少なくとも半数は国立志望なのではないかと思います。
 
中学時代の偏差値が50前後で
 
国立に受かると思いますか?
 
2時間の勉強で。
 
私がその話を聞いたときに思った事ですが、
 
まず、
 
学校の先生が、そもそも生徒たちが国立に行けるとは、ハナから思っていない 
 
中学時代に偏差値50前後
 
生徒たちの半数が国立を目指すのであれば、きちんと現実を伝えるべき
 
半数が国立を目指していたのにもかかわらず
 
最終的に国立合格が1桁になってしまった事を、教師としてまったく反省していない
 
そもそも生徒たちの希望、目標、志望校を話半分に聞いているとしか思えない。
 
 
なぜ、偏差値50前後の高校が
 
東大100名前後の高校の生徒たちが、部活を頑張り、平均2時間の勉強時間で東大など素晴らしい合格実績を出している事を引き合いに出してきて
 
自分の高校の生徒にそれを当てはめようとするのか?
 
たとえば、今春の首都圏近郊の某進学高校1年生が、近隣の高校と同様にスタディサポートというテストを実施しました。
 
その高校では、数学で90点を取っても学年では3桁順位になりますが、その点数で足利高校では学年1位になります。
 
東大100名前後の高校となれば、その某高校よりさらにレベルが高く、偏差値50前後の普通科高校のレベル感は足利高校よりさらに低いものになります。

 

 

東大100名前後受かるような高校の英語入試問題はすでにMARCHレベル、場合によってはそれ以上
 
偏差値50前後の普通科高校の3年生が共通テストを受験する頃になっても、おそらく超進学校に入学したての新高1には勝てません。
 
学力、勉強に対する熱意、思考力、自己管理力、集中力
 
あまりにも違い過ぎて、比べても仕方がないとすら思います。
 
なぜ、そんなレベル感の筑駒、開成、灘の生徒がフルで部活をやり、2時間勉強で東大に受かっているという事実を見て
 
自校にもそれが当てはまると本気で思ってしまうのか?
 
それがおかしいと気が付きませんか?
 
で、今春の合格実績はどうだったんですか?

その生徒たちが高1の春に志望していたように、国立大学に半数合格したんですか????

半数どころか、ひょっとしたら7割8割が国立を目指してたんじゃないんですか?

それで5名とか、ちょっと増えて10名超えたとかで、喜んでたりしないですか?

最初に国立を目指していたけど、届かなかった100名以上の今春の卒業生に謝罪したらどうですか?
 
なぜ、生徒たちの希望を叶えられないどころか、半数、つまりは仮に240名定員であるなら、120名程度は合格者が出なければいけないはずなのに
 
10名に届かない程度の合格者しか出せずに
 
なぜ反省しないのですか?
 
なぜ懲りないのですか?
 
生徒たちは一人一人目標が違う
 
志望校も違う
 
勉強時間2時間で受かる生徒もいるでしょうよ、そりゃあ。
 
中学時代に塾にまで通って、重課金して偏差値50にも届かず
 
どうしても国立に行きたい、本気で国立に行きたいと言っている生徒に向かって
 
毎日2時間勉強?????

3食しっかり???

100名以上が国立を目指したものの届かなった責任はどこへ行った?

その失敗があっても、早寝早起きとか、部活を頑張り2時間勉強なんだ
 
あまりにも無責任じゃないの?と思ってしまいました。
 
ゲスの勘ぐりかもしれませんが
 
この担任は、生徒たちが国立に届くとは最初から思っていない
 
それどころか、一般入試で大学を受験する事すらマイノリティだと思っている
 
最終的にほとんどの生徒が私立に総合選抜、指定校で行くことを見越しているので
 
全員部活加入を推している
みんな国立に行きたいと言っているけど、どうせ口だけだと思っている。
 
そんな風に見えてしまいます。
 
もし私の教え子が、近所の似たようなレベルの高校
 
たとえば、館林高校とか館林女子高校、佐野東高校や、清風高校に教え子が進学し
 
その子が「うちは国立でないと無理なんです!」
 
と伝えてきたら、部活をやって、毎日2時間勉強 などとは絶対に言えません。
 
生徒さんが太田高校、栃木高校であれば部活をやって毎日2時間で群馬大学、宇都宮大学には届くかもしれませんが
 
そうではない、その2ランク下の普通科高校に進学するというのであれば
 
その教え子が国立に進学できるように、その一人一人にあったアドバイスをしてあげたいと思います。
 
そうしないと生徒たちに失礼です。
 
お父さん、お母さんが子供にアドバイスをするのと
 
学校の先生が生徒にアドバイスをするのは別です。
 
親御さんたちからすれば
 
学校の先生は一応プロなんですよ。(実際は脳筋かもしれませんが)
 
もし私であれば、
 
もし私がその担任であれば生徒たちにこう伝えます。
 
☆☆☆
 
君たちが入学したこの高校は
 
残念ながら進学校とは、程遠い環境にある。
 
厳しい事を言うようだけど、高1の春にそれを直視して欲しい。
 
もう5月になるが、学校側は怠惰で未だに今春の合格実績をホームページに載せていない
 
都合が悪いからに他ならない
 
今春も国立への合格者は10名に届かなかった
 
公立を混ぜてようやく10名を超えるが、それでも全体の10%にも満たない
 
しかし、入学直後の進路調査では8割近い生徒が国公立大学を志望している。
 
ハッキリ言う。
 
かなり厳しい。
 
もし、君たちが本気で国立を目指したいというのであれば
 
高1から平日は4時間程度の勉強時間は確保すべきだ。
 
なかには2時間程度で難関大学に進学する生徒もいるだろうし
 
週6の厳しい部活に籍を置きながら、難関大学に進学する生徒もいるだろう
 
なぜか分かるか?
 
君たちの多くとはスタート地点が違うからだ。
 
こう言ってしまうと夢も何もないかもしれないが、地頭が全く違う、勉強速度がまったく違うんだ。
 
君たちの先輩は、君たちと同様に国立大学進学を目指していた。
 
240名の入学者に対し
 
2024年は5名しか国立大学に合格をしていない
 
君たちの世代も同様かもしれない
 
もし君たちが本当に国立に進学したいというのであれば
 
少なくとも、このクラスでは1位、または2位の位置にいなければ不可能だろう。
 
都合の良い話ばかり君たちは耳にするかもしれない
 
でも、現実は甘くないんだ
 
3年後、このクラスの君たちの中で国立大学に実際に進学できている生徒は、リアルに1名か2名かもしれない
 
その現実を理解してくれ。

それを伝えてしまう私をヒドイ教師と思うなら、思ってくれていいから。
 
この高校の方針は文武両道だ。
 
私も教頭や学年主任から圧をかけられているので、クラスでその旨を話せと言われている
 
それでも自分は君たちに対して責任があると思っている
 
だからあえて言わせてもらう
 
本当の意味で国立に行きたいのなら、真剣に勉強をする事
 
まずは6月末の進研模試
 
群馬大学、宇都宮大学を目指すなら最低でも140点を取る事
 
もし110点しか取れなかったのであれば、本気で反省し、夏休みに猛勉強する事だ
 
そして11月の進研で、100点しか取れなかったのであれば
 
もう部活をやっている場合じゃない
 
スマホゲームもやっている場合じゃない
 
本気で、真の意味で国立大学に行きたいというのであれば
 
目の前の模試の点数と真摯に向き合う事だ。
 
この学校の教師たちは部活をやっていても国立に進学する先輩がいたというかもしれない
 
でも、その先輩たちが高1の7月の模試で180点を取っていたという事実を君たちに伝えてないはずだ

君たちとは前提が全く違うという当たり前の事実が都合よく隠され、君たちもあえて知ろうとはしない。

お花畑と言われるぞ、そんなんじゃ。

君と同じ学力の先輩が、今の君と同じように好き勝手にやって志望校に受かったと信じたいのも分かる。
 
しかし

この高校の高1の7月の進研模試の平均点は90点しかない

リアルに50点も足りてない。
 
その現実を直視するんだ

それが現実なんだ。

今の君自身の点数はいくつなんだ?

高校入試の開示で300点未満だった子も少ないだろ?

今春、千葉大学への合格者が出たが、高校入試では420点越えだった。部活を満喫していたが、受かるのも妥当だろう。

君たちの多くとは、スタート地点がまるで違う。おそらく地頭からしてレベルが違う。

語彙力も全然違うんだよ。

なぜ

なぜ、そこから目を背ける
 
本気で国立大学に行きたいなら
 
現状の成績を直視する事
 
目標とするべき点数を直視する事
 
それを全部無視して
 
自分よりも全然賢い、中学3年生で英検2級に合格し、中学3年生で数学ⅠAを終了させた先輩だという事実を隠し
 
カヌー部から国立大学に進学した先輩は最後まで部活を頑張っていたぞ!
 
と、都合のよい一面だけを

君たちに伝えることはリアルではない。

むしろ君たちに伝えるべきは

スタート地点がひとりひとり全然違う

その差を全てなかった事に、

全てを帳消しにして

3食しっかり食べて、早寝早起きして、部活をやれば、2時間勉強でOKとだけ伝える

申し訳ないけど、私には出来ない。

春休みに、英単語を詰め込んで、高校入試前に英検2級を突破した子、つまりは英単語がすでに大量に暗記された状態にまで努力した新高1と

宿題しかやらなかった新高1

2人の条件は、すでに同じじゃないんだよ。

もうすでに、差はついているんだ。

なかった事には出来ない。

もし宿題しかやらなかったなら

もうすでに一歩負けてるんだ。

それなのに、同じように3食しっかり食べて早寝早起きすれば、その差は帳消しになるの?

部活に参加して、2時間勉強すれば、高校入試260点合格で、単語テストに不合格連発しても国立に合格できちゃうんだ。

そんな事はない、もしそうなら

努力をしてきた頑張り屋への冒涜だね。

自分に足りないところがあると認め

人より頑張るんだ。

当たり前の事を言っているつもりだ。

お父さん、お母さんとよく話し合うこと。
 
うちは本当に国立でないとダメなの?と聞いてみる事だ
 
もし本当に国立でないとダメだというなら
 
どのように過ごすべきかよく考えなさい
 
となりのクラスの担任が言う事
 
集会で学年主任が言う事と
 
私が言う事は違うかもしれないが
 
リアルを伝えているつもりだ。
 
この高校から、君たちの学年から国立大学に進学できる生徒は10人いないかもしれない

でも不安になる必要はない。

今、高1なら、勝負はこれからだ。

朝ごはんを食べる事を目標にしては受かるものも受からない。
 
現実から目を背けず
 
どうするかお父さん、お母さんとよく話し合ってください。
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
漱石の「こころ」みたいな終わり方ですが、これで終わりにします。
 
🔥炎塾🔥