みなさん、こんにちは。

 

今日は、佐野日大高校と、今年度より新体制になった白鷗大学足利高校足利大学附属高校(特進)の結果についてお知らせいたします。

 

まず前提の確認です。

 

今年の白鷗特進Sは、去年までの特進です。

 

今年の特進は、去年の進学の上位半分。

 

今年の進学は、去年の進学コース半分 

 

というイメージだと思ってください。

 

去年は特進+進学コースがたくさんいました。

 

7月の進研模試の受験者が 194名

 

今年は 100名になります。

 

約半数に絞られました。

 

旧体制と新体制の平均点比較はコチラ

 

さて、佐野日大高校 と この改革の結果の白鷗足利新校舎足利大学附属高校

 

さっそく比較していきましょう!

 

2024年 佐野日大高校 vs 白鷗足利新校舎(特進S、特進) vs 足利大学附属高校(特進)

 

全国平均 102.5

全国国語 34.0

全国数学 33.0

全国英語 35.6

 

白鷗3科目平均 116.8

足大3科目平均 94.3

佐日3教科平均 90.5

 

白鷗国語 35.0 

足大国語 29.7

佐日国語 28.2

 

白鷗数学 40.0

足大数学 29.3 

佐日数学 31.2

 

白鷗英語 41.8 

足大英語 32.2 

佐日英語 31.0

 

改革により、大幅にパワーアップした白鷗特進が圧倒的に強かったですね。

これは改革大成功ではないでしょうか。

 

ちなみに

佐野東高校のスコアが

 

佐野東1年 7月
国語 30.7
数学 33.9
英語 29.4
総合 94.0点

 

となりますので、佐野東 = 足大特進  

という判断で間違いないと思います。ほぼイコールです。

 

今回、紹介した佐日ですが、佐日は非常に評価が難しいです。(どのクラスがどの程度試験を受けているのか掴めないため、模試の平均点での評価が難しい)

 

まず佐日には特進が4クラスあります。

特進1組がαコースで28名が在籍しているそうです。

2組から4組までが特進だそうです。(Tクラス)

公にはされてませんが、2組がαクラスを除いた特進のTOPになると言われています。

 

そして、5組からがスパ進になります。(Sクラス)

そしてN進学クラスが従来の進学コースになります。

 

佐日の模試データですが、今年の1年生に聞いたところ、どこのクラスの子が受験しているのかについては把握していないようでした。

 

先輩の話によると、佐日で全国模試を必ず受験するのは

 

1組 α

2組~4組 特進

5組 スパ進のTOPクラス

 

の合計5クラスと言われています。

 

6組以降は自由参加になるそうです。(高1の第1回なので、自由参加組が多く受験している可能性があります)

 

当然αクラスは優秀ですので、単独で平均を出せば高い数字になると思います。

 

そのαクラスを含め、メインは特進Tクラスの2,3,4組が模試を受けるマジョリティーになるわけです。

 

今回の平均が3教科90.5点という数字になっていますが

 

おそらくこの数字が特進2組~4組のリアルな数字に近いのでは?と思っています。(予想です。確信はないです

 

佐日特進2,3,4組の2組が本当にレベルが3,4組に比べて高いと仮定すると

 

佐野東高校 = 足大特進 = 佐日特進(2組)≧ 佐日特進(3,4組)

 

くらいなのかなと予想できます。

 

ただ、あまり差はないと思われます。

 

ほぼ同等のレベル感だと思います。

 

※どの学校、どのクラスにも外れ値のような生徒さんがいます。※

 

あくまでも平均値の話です。

 

高校1年生の模試で90点台スタートだとすると、普通に考えると国立やGMARCHを狙うのはかなりの至難になってきます。

 

もし本当に全力で国立に行きたい、GMARCH以上に行きたいというのであれば

 

高1から猛勉強を重ねていってください。

 

毎日2時間かかさずに、程度では全然無理です。

 

このブログで、各高校の平均点を紹介しているのは

 

高校間の優劣をつける事が目的ではありません。

 

高校入学時の偏差値(みん高などで紹介されているもの)が、大学進学先を考えるうえで、全く無意味ですので、校内平均を知ることで、リアルを知り、高校選びの判断材料にしていただくためです。

 

リアルな数字以上に説得力のあるデータはないでしょう。

 

また、ここで調べて、書いていくことで私自身が知識を整理し、三者面談でこの知識をベースに高校選びのアドバイスをしています。

 

塾の先生っていうのは、ここまでデータで頭を武装して、進路指導をしてるんですよ。大変なんですよ、意外と。

 

 

佐日特進の偏差値は61と出ています。

 

本当に偏差値が61あるとすれば、佐野東高校に模試の平均点で負けることはありえないはずです。

 

しかし数字を見る限りでは、佐野東高校に軍配が上がっています。

 

客観的事実です。

 

実際になかに通っている在校生のみんなに話を聞く限りでは


「特進もスパ進もN進も、あまり変わらない」

 

と言っている子も少なくありません。

 

もちろん1組αクラスは完全に別格上位です

 

みんなどのクラスからでも、日大を目指せるというのは夢のようですね。

 

一般入試ではなかなか日大に合格するのは難しいです。

 

しかし、佐日にいれば日大への進学が、ほぼ約束される。

 

すごい魅力ですよね。

 

去年の塾の卒業生も進学コースから(現在のN進学コース)薬学部合格を勝ち取りました。

 

模試でも特進コースの多くの子より上位の成績を取っていたはずです。

 

めちゃめちゃ頑張る生徒さんでした!

 

気を付けて欲しいのは

 

佐日の特進に進学したものの、日大以外へ進学したいと思った場合

 

校内のテストでいくら上位にいても、入試では勝てないという現象が起こります。

 

高校入試時の偏差値が61と出ていますので、本人は偏差値61の高校の上位にいると思ってしまうかもしれません。

 

油断してはいけません。

 

足利高校が偏差値57と出ていますので、生徒さんによっては「俺の方が高校のレベルが高い」と思うかもしれません。

 

ただ、模試を見る限り、どちらかというと佐野東高校のレベル感に近いというのが数字による客観的評価かなと思います。

 

佐日から日大以外の大学を目指そうという場合、外部模試でしっかり高得点を取っていく必要があります。

 

みん高の偏差値におごることなく、油断することなく、地道にコツコツと努力を重ねていってください。

 

佐日特進から獣医学部に進学した塾生もいます。

 

特進から明治大学へ一般合格した塾生もいます。

 

佐日特進の子たち、日大以外を目指す場合は、学内の成績ではなく、模試の成績、全国偏差値を見て大学受験に挑んでください。

 

日大を目指す子たちは、基礎学をしっかりとコツコツ頑張ってくださいね。

 

応援しています。