【マジメ】クライアントのWEBリテラシー向上に伴うニーズの多様化と受け手の発展途上とは? | 『WEB制作業界のギャップ』に花束を

『WEB制作業界のギャップ』に花束を

WEB制作業界には様々なギャップが存在します。制作会社内、制作会社とクライアント、制作会社同士。それらギャップな出来事やギャップについて綴っていきます。

前回の記事で、
【クライアントのWEBリテラシー向上に伴うニーズの多様化と受け手の発展途上】
について書きましたが、今回はそこを少し深堀ってみたいと思います。


以前、とあるクレーム対応の際にクライントから言われた言葉です。
『ウェブコンサルタントとディレクターの格差がありすぎる。フロントであるウェブコンサルタントを信用して貴社へ依頼したが、ディレクターが当社の意図を理解できていないし、しようとしていない』

これは、結構ショックな言葉でした。

そのディレクターは、経験値・実績共に申し分のないクリエーターだったからです。


詳しくヒアリングさせて頂くと、
提案の根拠が感じられない、マーケティングを踏まえた提案ではない…
という内容でした。

しかし、制作前の提案時は、様々な角度からの3C分析やマーケティングからの提案を行ってくれていた。

ここにギャップを感じ、ウェブコンサルタントとディレクターの格差という言葉になったのでした。



ウェブコンサルタントは、競合のウェブ制作・コンサルティング会社と日々、プレゼン競合や相見積もり等で、競合に打ち勝つため、差別化するために日々精進(概念や知識、トークやツールなどなど)しています。

しかし、制作側はその後の受けてとして、受け身になっており、温室育ちになってしまっていたのです。管理者もそのことに気づかずに、概念や考え方、提案する際の根拠などの教育を怠ってしまっていたのです。
当然、その中で育ったディレクターもそれが当たり前な状態として、やり取りしている訳ですから、何が悪くて、間違っているかの概念がないのです。


クリエイティブな会社であることに胡坐をかいて、よしとしてしまっていたのです。


知識や技術は最先端かもしれないが、実際にクライアントが求めていることについては、
何もわかっていない、時代に取り残された【WEB制作の浦島太郎】になっていたのです。




これは非常にマズイ状況であると認識しました。


クライアントも日々、ウェブの移り変わりに対応し、
またそのウェブの技術をビジネスに活用しようとマーケティングにも紐づけて
展開を検討し、対応できるであろう依頼先のウェブ制作・コンサルティング会社を探しているのです。

単に制作するだけのウェブ会社ではなく、
マーケティング概念を持っているウェブ制作会社を…


そして、そういったマーケティング概念を持っているであろう会社のフロントであるWEBコンサルタントとの商談や情報提供により、ウェブリテラシーの向上と多様化が進んでいるわけです。


しかし、受け手側の制作者達は、社内の常識を捨てることもできず、概念も教えてもらえずに日々、クリエイティブ(技術やデザイン)という言葉の裏側で、クライアントの要望を無茶な要望として認識してしまうのです。


つまり、受け手の発展途上状態になってしまっているのです。


これが、
【クライアントのWEBリテラシー向上に伴うニーズの多様化と受け手の発展途上】
の意味だったのです。



しかし、これは当社だけでのことではありません。

どの制作会社でも同様なことが起こっているのです。

優秀なウェブクリエイターやウェブディレクターは多く存在します。

しかし、マーケティングやコンサルティング発想を持てている人は多くはありません。

それが現実であるのです。
またそれが現実であるならば、現実を受け止め、ウェブマーケティングやウェブコンサルティングの発想を持っていないディレクターが少ないのであれば、市場価値も高く、ニーズも多くあるはずです。


当社のウェブディレクターをウェブ販促の概念を持ち、クリエイティブも強いウェブディレクターに育てることができれば、業界を変えることができると信じてまい進していきたいと思います。



それでは、次回のウェブ販促のギャップな人々をお楽しみに。