「ビタミンA」の基礎知識
ビタミンAは、皮膚や粘膜、
目の健康を維持するために不可欠なビタミンで、
抗酸化力を持つことでも注目されています。
皮膚やのど、鼻、肺、消化管などの粘膜を
正常に保つ働きをするため、
感染症を予防し、免疫力を高めることにも役立っています。
その他にも、老化やがんの抑制に役立ちます。
ビタミンAを多く含む食品
肉(豚レバー、鳥レバー)、魚、
野菜(緑黄色野菜)、卵、牛乳、チーズなど
ビタミンAが過剰
ビタミンAは脂溶性の為、
摂り過ぎると体内に蓄積し、
嘔吐や下痢などの症状、骨障害、脂肪肝などの
過剰症が起こります。
妊娠初期に摂り過ぎると、
胎児の奇形が増えることも確認されています。
ビタミンAが不足
ビタミンAが不足すると
皮膚や呼吸器の粘膜が弱くなり、
感染症にかかりやすくなります。
また、暗がりで目が見えにくくなり、
ひどくなると夜盲症になります。
子どもでは成長障害を起こします。