汗疹(あせも)
特徴的な症状
《赤い発疹》《皮膚のかゆみ》
自分自身の汗やその分解産物に対する、
接触性皮膚炎(かぶれ)の一種です。
皮膚に分泌された汗による刺激だけでなく、
発汗が激しいときには、細い汗腺の途中に汗がたまり、
それが皮膚の下で小さな水疱状になることもあります。
発汗の多い部分や、首の下、わきの下といった
汗がたまりやすい部分に赤い発疹ができます。
対処・対応
首筋、わきの下、ももの付け根など動脈が通って
いる場所を氷まくらなどで冷やし、衣服は1枚薄着、
布団も薄めにして、熱がこもらないようにし、
汗をかいたら着替えさせてあげましょう。
家の中でおとなしく過ごさせ、のど、
口内が痛くて食事がとれないときは、
脱水症状を避けるために水分を少量ずつ与え、
食事は口あたりのよい豆腐、アイスクリーム、
ゼリーなどを与えてあげましょう。
症状が消えてからも、処方された分の薬は
最後まで飲み切るようにしましょう。