決断エクササイズ

前回は決断の方法として、
判断基準を設定しておきそれに従って決断をすることで
行動するための決断を迅速に行える
ことを紹介しました。

その中で決断のための判断基準として以下の４つを
紹介しました。

・”絶対にしなければいけないもの”
・”絶対にしてはならないもの”
・”するべきこと”
・”するべきでないこと”

今回は、この判断基準をどのように活用して
行動のための決断にするかを紹介します。

例えば、
あなたはいつも使っている車が動かなくなりました。
その車は１０年以上以上乗っているため、
絶えず修理が必要になります。

今回も修理をすれば、引き続き乗ることができます。
しかし、高額な修理費です。

それに、いつまた修理が必要になるか分りません。

では、この状況下に於いて
あなたは、現在修理の必要な車をどうするかという
視点で判断基準を使い、決断してみましょう。

ＳＴＥＰ１：判断の基になる材料を明確にする。
・現在の車の修理費
・現在の車の将来見込まれる修理費
・車を買い替える場合の費用
・車の必要度


ＳＴＥＰ２：４つの判断基準に照らし合わせる

”絶対にしなければいけないもの”
車を持ち続ける
（無いと生活、仕事に支障をきたす）

”絶対にしてはならないもの”
車を無くす

”するべきこと”
車の現状維持又は買い替えかを判断する材料を集め
比較検討する。

・現在、新規の車各々のランニングコスト
・車買い替え時の資金的余裕度
・現在の車維持の場合の資金的余裕度

”するべきでないこと”
車の維持に多くのお金をかけない

以上の観点から、先ずは車を維持又は買い替えかの
判断をする手がかりとなる資料集めを行うという
結論になります。

多くの方は、ここで
買い替えか現在の車を修理し続けるかのどちらかを決める
ことが決定事項だと思います。

それが出来るのが理想ですが、
それをするのでは、いきなり高いハードルを飛ぶのと同じ
ではないでしょうか？

それならば、低いハードルから段々と高くしていき
最後に高いハードルを飛び越せばよいです。

いきなり高いハードルを飛ぶより、低いハードルから
順々に飛んだほうが早く結論を出し、行動に反映するように
感じます。

ここまでで、行動するための決断が出来るようになりました。

次回から”行動すること”にポイントを於きます。

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