BSでジャッキー・チェンの日本語吹替え作品が毎週のように放映されているので見ていますが、まずは、「拳精」、本作品、公開当時は、金田賢一と熊谷美由紀の「不良少年」をみたさに見に行って同時にこの「拳精」ついていました。
実は、私の中でジャッキー・チェンものの中で、結構好きな作品のひとつで、本作品、ジャッキー・チェンが既に有名になって作られた作品で、ロー・ウェイ監督のプロダクション時代のジャッキー主演作の1本。当時ローの思惑でシリアス路線の作品を連発していたものの、ジャッキーを他社にレンタルして製作した「スネーキーモンキー 蛇拳」が大ヒットしたため、急遽自社で製作した作品が本作品にあたり、映画の冒頭部分のジャッキー・チェンが盗賊に襲われるシーンが2バーション存在して、2バーションが世界的に後悔されたらしい・・・・
ま、当時の香港映画界のアバウトさを感じるね。
本作品は冒頭から、ジャッキー・チェンの凄さを感じて、また要所要所の戦うシーンは結構リズムが良いと言うか、見ていて飽きない無い。
敵役のジェームズ・ティエンが敵役としていいよね。敵役として十分に凄味を感じるし、ジャッキー・チェンとの戦いシーンも凄い。
当時としても、妖精や隕石の爆破シーンなど、香港映画界の時代の送れ感を感じるけど、作品を作る側のパワーは凄く感じる。
余談だけど、金田賢一と熊谷美由紀の「不良少年」をもう一度見たいよな・・・
