2002年制作、公開のキャスリン・ビグロー監督、ハリソン・フォード、リーアム・ニーソン出演の「K-19」を見ました。実は、本作品、公開時の当時は、仕事で大変に忙しい時で、見るのを逃し、今日まで本作品を見る事をある意味忘れて今日までここまで来ました。ですので、今回が、初見!
1961年に実際に起ったソ連の原子力潜水艦K-19で実際に起った放射能事故を基に作られた実話のサスペンス映画。
しかし、キャスリン・ビグロー監督って凄いよね、映画を撮るのに、男も女も関係がないと思う程、重厚な作品だったな・・・
本作品の内容も、ソビエト連邦時代の話で、当時は隠蔽されていたけど、ソビエト連邦が崩壊して、本作品のお話が表に出た事での映画化なんだろうな・・・・
しかし、「祖国の為に」と言うけれど、「祖国」ってなんだろうね・・・・
勿論、共産主義を信じて、共産主義の基で生きている海軍船員なんだけど・・・・そもそもひとりひとりが、自分の与えられた使命と言うか責任を全うする気持ちがなければ、大事故になっていただろう・・・と言うお話だったな・・・・・
リーアム・ニーソンが良かったな・・・・・
リーアム・ニーソンが扮するポレーニン副長の使命と言うか、理解に苦しむ人や共感出来ない人もいただろうけど・・・・
しかし、当時のソビエト連邦の維持と言うかプライドの為に、ある意味、重要なモノを載せて、ある意味欠陥だらけのモノを背負わされて、汚いよね・・・上の人間は・・・・人の命をなんだと思っているんだよ・・・
正直、今のロシアや中国、イランや、この手の問題を繰り返し起こしている連中に見せてやりたいよ・・・・
映画で、世の中を変えられないものかね・・・・
正直、今日まで本作品を見なかった事を恥ずかしく思う程、重厚で大変に素晴らしい作品だった。