今回は「生きる意義」について
今回も深い内容でした。8月に20歳で亡くなられた女の子の葬儀を行った時の話を聞いて、何百人もの方が通夜、葬式に駆けつけてくれた。それが癌で亡くなられた少女ではあったものの、最後まで笑顔を絶やさず、みんなに元気を与えていて、それをご両親と話をした際に、子供さんが先に亡くなって苦しいかもしれないけれども、きっと使命を全うしてくれたのではないかという事で、、自分の悩みは小さいものだなと。。感じました。
そんな、生きるというテーマで、今回の内容として
人間には認証欲というのがあり、それを業という(認めてあげる事)
普段、生活をしている中で本人と親、または先生、仕事では同僚、上司、社長などなど
みんな認めてもらいたいというのは共通しながらも、認めてあげる側として考えた時に、自らが認めてあげる努力をしているか?という事を考えてみるのがいい。
そして許して欲しい、その許して欲しいというのも常日頃たくさん起きる事は多いものの、許して欲しいの前に相手を許す努力をしているか?
与えて欲しいのであれば、まず自らが与える努力をする
更に、見返りを求めずに相手を認め、許してあげる事が愛(アガペー)であると。
そして、今回は意識と輪廻の話を基に
意識にはエネルギーがあり、質量があるといわれている。その時の意識は来世にもっていくものではなく現世に残ってしまう。そして質量がある分現象として出てきてしまうと。。
意識は磁石の様なもので、悪い、良くない意識を持っているとそれが磁石の様に引き寄せて悪い現象が起きてしまう。人の悪口、陰口も同様でいつか必ず周りまわって自分へ影響してくる。
だからお釈迦様は死者の弔いではなく、現世でどう生きるか?を説いていて死後の世界は神仏に任せれば良い。
負の意識は人を幸せにはしない。
そうはいっても1人で克服するには難しい時も多いから支えあう仲間を大切にする事!
そんな釈先生からは昔から2つの事を教えて頂き
「自分から絶対に人を裏切らない事」
仲間を大切にする事、ご自身の経験から不幸な人を世の中に出したくないという思いからこれだけは守りなさいという事で心に刻んでおります。
そして
「日本人が世界に旅立つ事。そして日本の文化が世界に誇れる人材がどんどん海外に出て尊敬される事」
という事は昔から今も仰られていて、
自分たちのルーツを知る、他人のも知る。その差異を認めながら新しい文化、文明を創る事が大切!
その文化を学ぶ為に
歴史を学ぶ講和会から
座禅・写経教室
礼法教室
体験修行
等々
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聖職者の活動は伽藍維持や儀礼が主体であるべきではなく、如何に衆生を救うかにあります。寺院にはそれ自体、衆生を癒す働きがありますが、しかし僧侶本来の責務とは、人々に「今を力強く生かさせる」勇気を与える為の流布でなくてはなりません。