おはようございます。
関東地方は梅雨本番という感じですね。
「梅雨の意味を説明しよう」の際に"during"が登場しました。
"During rainy season"「梅雨の時期の間」という部分です。
しかし「~の間、」という表現では"while"もよく使う単語です。
皆さんはハッキリとした違いをご存知でしょうか?
翻訳や英文を読んだり聞き取ったりする際は意味さえ分かっていれば特に困ることは無いかもしれませんが、自分が何か説明したり伝えたい場合は"while"と"during"の違いを理解し、正確に使い分ける必要があります。
実はこの二つの単語を使い分けるには、それらの後に続く語句を比較するとその違いがわかり簡単に使い分ける事が出来ます。
まず、"during"の後ろには名詞などの句が続きます。
先日紹介した"during rainy season"もそうです。
その他"during the day"(日中)"during my summer vacation"(夏休み中)などです。
一方、"while"は文や節など、主語+動詞があるものを続けて表現する際に使います。
例えば、"while I was sleeping"(私が眠 っていた間に)"while my mother was out"(母が外出していた間に)という場合の「~の間」の際に使われるのです。
例えば「ロンドン滞在中に」という表現を"during"を用いて表現しようとすると"during my stay in London"となります。
"while"を使いたいのであれば"while I stay in London"または"while I’m in London"となります。
自分が言いやすいように"during"と"while"を上手く使い分けることをオススメします。
ちなみに、"while"を使う場合に注意する点が一つだけあります。
"while"を挟む前後の文章の主語が同じ場合は、"while"に続く文章の主語は省略して表しても問題がありません。
しかし、「誰かが何かの最中(間)に他の人が何かをした」というように、"while"を挟む前後の文章の主語が違う場合は省略は出来ません。
例文として挙げるなら下記のような場合です。
"My husband got back home while I was cooking."
(私が料理をしているときに夫が帰宅した)
単語や文法は難しいですよね。時代によって新しい単語が生まれたり、新しい使われ方がされたりします。翻訳業界もいつもその点に関しても勉強し続けています。言葉は覚えたら終わりではなく、常に変化し続けています。Webで翻訳の翻訳家も常に進化し続けています。その時、その時に合った適切な翻訳をWebで翻訳で実感してください。
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