具体的な質問をするためのポイント|質問に答えます
藤森です。
昨日、「質問力」についての記事
を書きました。
何人かの方から、どうすれば具体的な質問が出来るか?
という質問をいただいたので補足します。
具体的な質問をするためのポイント2つ
■本当に知りたいことを聞く
例えば、名古屋でワイン販売のお店を運営している人が
ネットからの販売を増やしたいと考えているとします。
そしてある人にこのような質問をしました。
SEO対策をすれば売上げは伸びますか?
いかがでしょう?
まず、この質問に正確に答えるならば、
伸びるかもしれないし、伸びないかも知れない。
としか言えないですよね。
そして実は、「SEO対策をしたら売上げが伸びるか」というのは
この人が本当に知りたい質問ではないわけです。
この人が知りたいのは、
検索エンジンからアクセスを増やし、ワインを買って
もらいたい。そのためにはどうすれば良いのか?
ということなわけです。
このように質問されたとしたら、
・ワインの名前でページを作って~
・ブドウの種類でページを作って~
というようなアドバイスが可能となります。
■現状を伝える
質問者がどんな知識を持っていて、今までに何をやってきたか
というのは、本人しかわかりません。
回答者が全くそれを知らない状態で質問したとしたら
すでに知っている事や質問者の環境では難しいことを
答えてしまってもおかしくないわけです。
これではお互いに不幸なので、相手のためにも自分のためにも
質問する際に、「自分の状況」も伝えると良いかと思います。
この2点を踏まえると、
名古屋でお酒の通販をやっていますが、検索エンジンからの
集客を考えています。
キーワードは「名古屋 ワイン」が良いのではないかと考えて
相互リンクなどをしてみましたがアクセスが増えません。
・「名古屋 ワイン」というキーワードは合ってますか?
・他にはどんなキーワードが考えられますか?
・何をすれば上位表示が出来ますか?
こんな質問が良いのではないでしょうか。
質問する機会があったら、少し考えてみてください。
質問力|お気に入りのサイト
こんばんは。
藤森です。
いつも読んでいるブログ でこんな記事がありました。
ここに書かれていることは、とても重要なことです。
質問する人が、回答者に求めるのは「具体的な答え」ですよね。
同じように、回答する人が、質問者に求めるのは
「具体的な質問」なわけです。
でも、これに気付かず、
抽象的な質問をして具体的な回答を求めている
という事はとても多いです。
中には、抽象的な質問でも具体的に答えてしまうという
凄い人はいますが、まずはそういう人を探すよりも
「具体的に質問する力」を身に付けましょう。
この方のブログ を読むと、質問力が身に付くと思いますよ。