南大阪の足もみ夫婦
若石式 足もみ教室 ノマド
藤澤哲也(太陽)です。
高温多湿の日々が続いています。
この時期は、
消化器系統全般、特に胃腸に負担がかかる時期
でもあります。
胃腸の負担は口唇、舌にあらわれやすいと言われています。
・口内炎に悩まされる
・唇が荒れる
・舌の両辺に歯痕ができて、ガタガタになっている
などの状態が出ると、胃腸に負担がかかっているようです。
唇については、部位ごとに特徴もあるようです。
上唇と下唇をそれぞれ二分割して、
上唇の右側は胃(上部)
上唇の左側は十二指腸
上唇と下唇の境目の左側は胃の下部、十二指腸
下唇の右側は大腸
下唇の左側は小腸
と関係するといわれています。
これらの部位に荒れや吹き出物などが出たときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
(参考:『顔を見れば隠れた病気がわかる』三浦直樹 著 など)
![]() |
顔を見れば隠れた病気がわかる (内臓の不調を自分でチェック!)
1,512円
Amazon |
東洋医学・漢方では
舌の両辺に歯痕ができている状態も、
胃や膵臓も含めた消化器系統全般(東洋医学・漢方では「脾」)
に負担がかかっていることを表しているようです。
これらの原因として考えられることとしては、
・胃腸に炎症があったり、思い悩むことやストレス、食べ過ぎなどで身体の抵抗力が落ちている。
→ 主に口内炎の原因。
・甘いもの、砂糖、乳製品の取りすぎにより、体内の水分が過剰になりむくみが生じている。湿気や水分は胃腸の負担となっている。
→ 主に舌の両辺の歯痕の原因。
・胃腸などの負担がかかっている部位とつながるところに吹き出物や荒れが出る。
→ 主に唇の吹き出物や荒れの原因。
などです。
こうした状態を改善するための方法としては、
・生活習慣、食生活の見直し
↓
卵や乳製品などを含む動物性食品全般や白砂糖などを使った甘いものをできるだけ控える。
↓
胃腸の働きをととのえる、食材を摂取する。
例:ニンジン、かぼちゃ、サツマイモ、キャベツ、トマト、ナス、キュウリ、シイタケ、大豆(豆腐)、ナツメ、リンゴなど。
・思い悩むことやストレスを軽減する。
↓
軽い運動や趣味、自分の時間をつくる、睡眠を十分にとる など。
そして
・足もみを生活習慣の中に取り入れて、体の調子を整えていく
などが考えられます。
体調を良い状態に保つためには、今までの生活習慣を積極的に見直す
ことも大切となります。
身体の不調を感じたタイミングは、
身体の調子を良くするタイミングとも考えられます。
ご自身の身体の声に耳をしっかりと傾けて、
生活習慣の見直し
をぜひ考えてみてください。
ちなみに、
足もみポイントは、
主だった消化器系統の反射区が集まっている足裏中心部
を中心にしっかりともみほぐすことが大事となります。
足もみセルフケアを生活習慣に取り入れて、厳しい夏を乗り切りましょう。