・【足もみ学】 テーマ:「ホルモン」 | 南大阪|足もみ教室ノマド

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おうちでできる健康法

【足もみ学】の今回のテーマは「ホルモン」です
「ホルモン」とは何かをまとめてみると、
次のようになります

ホルモンとは
ヒトのホルモンは、自律神経と協同し、ヒトの様々な生理作用の調節、恒常性(ホメオスタシス)の維持にはたらいている。ホルモンは内分泌腺でつくられて、直接血液中に分泌され、血流によって体内のいろいろな器官に運ばれる。

ホルモンの分泌器官(内分泌器官)
自律神経の中枢と同じ、脳の「間脳の視床下部」を中枢として
間脳の視床下部は「脳下垂体」にホルモンを出し、
脳下垂体が脳下垂体自身とその他の内分泌腺から出されるホルモン分泌を調節している。


おもな内分泌腺
間脳(視床下部)、脳下垂体(前葉・中葉・後葉)、
甲状腺、副甲状腺、
膵臓(A細胞・B細胞)、
副腎(皮質・髄質)、生殖腺(精巣・卵巣・胎盤)、
胃、十二指腸、
その他 など。

中枢部分の間脳視床下部は感情の影響を受けやすい器官でもある。したがって、感情のバランスがホルモン分泌のバランスに影響を与えることが考えられる。

おもな反射区部位
1大脳・3小脳・脳幹、4脳下垂体、12甲状腺、
13副甲状腺、15胃、16十二指腸、17膵臓、21副腎、
36生殖腺(卵巣・睾丸)、50子宮・前立腺、
など

上記はおもにホルモン分泌に関わる反射区の例をとりあげています。したがって、ホルモンの影響と考えられる特定の症状に関わる反射区、さらにいうと、ホルモンは血液中を流れるので血液循環をよくする視点からすれば、反射区のすべてが対象と考える視点が大切です。
おもな適応症状
発育(成長)にかかわる症状・性周期にかかわる症状・
不定愁訴全般・糖尿病 など。


《一口メモ》
ホルモンの働きは多様です。そして内分泌腺から血液中に放出されたホルモンは、それぞれ決まった器官や組織の細胞(標的器官、標的細胞という)にはたらきかけます。ホルモンの数は、わかっているだけで100種類以上といわれています。
ホルモンの働きの例には次のようなものがあります。
・成長の促進
・性周期・出産の調節
・代謝の調節
・他のホルモン分泌の調節
・血圧・体温の調節
などです。

自律神経と同じく、感情の変化が体調の変化につながることは仕組みの上からも納得できるところです。
ストレスを感じると代謝が悪くなって、皮膚が荒れたりします。また女性の方は
ストレスが重なると毎月のリズムが崩れてきたりします。
とはいうものの、適度なストレスは、ヒトの身体や活動を活性化したり、目標や達成感をヒトに与えたりもします。
「快ストレス」や「不快ストレス」という言葉があるくらいです

またハンス・セリエ(ハンガリー生まれの生理学者、1907年~1982年)は「ストレスは人生のスパイスである」と言っています(そう言い切れるところがスゴイですね)。
そう考えると、ヒトにとってストレスは必ずしも悪いものとも言いにくい面もありますし、現代社会の中ではノンストレスでいることも難しいと思います。
だからこそ心と身体に無理な負担を与えずに、ストレスを発散・消化する方法を身につけるようにしたいですね