電通を世界へと導いた4代目社長 吉田秀雄氏の「鬼十則」を読みました。「大きな仕事をしろ!難しい仕事に取り組め!先手先手!頭を常にフル回転させろ」など、日本が大日本帝国であった頃の軍人教育を思わせる強烈な内容です。
現代の社会においては、この鬼十則を読んで抵抗を感じる人たちも多いのではと思いました。ですが、言葉の表現の仕方はともかくとして、仕事への考え方、本質じたいは間違っているとは思いません。これに耐えうる人はいったい全体の何パーセントなのだろう。ドラッカーの経営哲学も良いですが日本の経営者もすごい。
そんな一冊です。