落合監督おめでとう! | 森二朗|クリエイティブ入門

森二朗|クリエイティブ入門

ウェブ、グラフィック、建築設計を含めたクリエイティブ全般について正しい知識・情報の見聞録ブログです。虚弱なブログですが書いていることは的を得ています。「おぼえておいてください!」

今期限りで退任がきまっている落合監督ひきいる中日ドラゴンズが、2年連続9度目のセ・リーグ優勝がきまりました。当方が20代の頃、尊敬する人と言う欄には決まって「落合博満」を書いていました。選手時代も監督になってからも派手な立ち振る舞いをするわけでもないのに、選手時代の落合さんは3回の三冠王をとっている日本一の打者なのです。


「派手だけどたいしたことない」は案外、多いですが「地味だけど凄い」は落合さんくらい・・・こんなところが私は大好きなのです。


プロ野球の三冠王(打者)とは打率、打点、ホームランのすべて首位で成績を終えれた選手を指します。この三冠王ととるのがどのくらい難しいかと言うと日本のプロ野球が2リーグ制発足(1950年)から始まってから三冠王は10回しか誕生していません。この10回中の3回が落合さんなのです。世界のホームラン記録を持つ王さんでも、三冠王は2回しかとっていないのだから、これがどのくらい凄い記録かがおわかりいただけるかと思います。

選手時代の落合さんはこんな記録がある

最年少三冠王(打率、打点、ホームランがすべてリーグの首位)

三冠王3回

打点:146打点(パリーグ記録)

得点圏打率 .492(日本記録)

2年連続50本塁打(プロ野球史上初)

2000本安打

史上初の1億円プレイヤーetc


●監督時代はこんな記録がある

監督就任からの8年間はすべてAクラス(3位以内)に入り、リーグ優勝4回(優勝以外は2位3回、3位が1回)


こんな凄い人なのだけど、何か地味なのですね。これが落合さんの代名詞でもある「オレ流」だと思うのですが「プロとは何であって?結果とは何である?」こんなことを落合さんの野球哲学から学べる気がします。今期限りで中日監督を退任される「オレ流野球」の残すは日本一です。