技術アドバイザーに登録したり、基金訓練の講師を始めたことは以前にご報告しましたが、先日は「中国SNS勉強会」なるものに参加してみました。
相当錆びついているとはいえ、せっかく中国語ができるのだから、中国市場にネットでアピールしたい日本企業のお手伝いができたらいいなーと。
もちろん、そういうお仕事に関わることで中国語力アップ!を狙っているのはいうまでもありません(`・ω・´)キリッ
ちなみに、勉強会のタイトルは「SNS」となっていますが、ふだん私が「ソーシャルメディア」と総称しているものと同義と思ってもらって問題ありません。
勉強会の内容は、だいたい以下の通り。
(1)中国のネット普及率や依存度
(2)現在主に使われているサービスの紹介
(3)「新浪微博」の詳しい機能説明と成功事例
(1)中国のネット普及率や依存度
現在、予想以上に中国のネット依存度は高いようです。ただ、普及率がまだ半分くらいなので、今後普及率が頭打ちになってもなお高い依存度を維持するのか、興味があるところです。
そもそも都市部と地方の格差が大きいので、日本のように90%というような普及率にはならないかもしれませんね。
そうなると都市部と地方での普及率と依存度の比較も気になります。
個人的には地方の若者にスマフォが普及して、中国ネット社会で一つの潮流を作る(もしくはすでに作っている)のでは?と感じてます。
ともかく、ネットを牽引している層の属性がもっと明らかになると、今後何かおもしろいことを仕掛けられるかも♪と感じました。
(2)現在主に使われているサービスの紹介
中国では実質的にTwitterやFacebookなどのグローバルサービスは使えません。そのため、中国版○○といわれる独自サービスが多くあります。
・中国版Facebook 人人(renren)
・中国版Twitter 新浪微博(Sinaweibo)
・中国版Skype QQ
ひとまずこの三つを知っていれば今日からあなたも中国ネット事情通です(たぶん…)。
特にQQのアカウント普及率はすさまじいらしく、中国でネットを使う人のほとんど全員が登録しているそうです。
私のTwitterのフォロワーさんで、現在中国に留学されている方がいるのですが、「学生ほとんど全員がQQを持っていて、コミュニケーションには欠かせない」とつぶやいていました。
(3)「新浪微博」の詳しい機能説明と成功事例
「新浪微博」は中国で今もっとも勢いのあるネットサービスです。たしかホリエモンさんがアカウントを開設したというニュースもありましたね。
中国語版Twitterといわれるように、140字の「つぶやき」をすることで他のユーザーと交流をするのが基本ですが、つぶやきに対するコメントがスレッド形式で表示されたり、他にも多くの機能があって、インターフェースとしてはTwitter風ながら、内容的にはFacebookに近い感じがしました。ソーシャルアプリもすでにいろいろリリースされています。
事例としては「立即购」という携帯向けネットショップがかなり成功しているそうです。
「立即购」というのは日本語にすると「すぐ買える」という意味。発音にもリズムがあるし、なかなかGoodなネーミングだと思います。
思い立ったそのときがショッピングタイム!というサービスの持つスピード感と微博のスピード感がうまくマッチした事例といえるかもしれません。
ただ、典型的な「先行者利益」のような印象もあるので、今後も今のポジションを「立即购」がキープできるのか、また、競合となる携帯向けネットショップがどれくらいあるのかも知りたいところです。
その上で、来年の春ころの状況を見てみると、「立即购」の事例もまた違ったものに見えるかもしれません。
以上、珍しく長々と書いてしまいましたが、とてもとてもおもしろくて参考になる勉強会でした。
人見知りで(本当ですっ!!)いつもぐずぐず迷っては参加を見送ってしまうタイプですが、今回は思い切って参加して本当によかったと思っています。
そして早速自分でも「新浪微博」に登録してみました!!
なんだか久々にやる気ですね、私(;´▽`A``
これがメシの種になるともっとうれしいんですけど、ねぇ~。さて、どうなりますか。
あー、そういえば「やる」と宣言して立ち消えになっていることがいくつかありますね…アフィリエイト実験は、まぁ、許してもらうとして、「サイトを作ろう」シリーズは…近々完成させます(;´ω`)アセアセ
末筆になりますが、今回の勉強会を開催してくれたのはリンケイジア という会社です。講師の方やお世話になったインターンの方には改めてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いします!
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