前回 は、サイトを作るにはまず「ターゲット」と「ゴール」を決めましょうというお話をしました。
ターゲットとゴールが決まったら、次に構成(サイトマップ)を考えますが、その際、ターゲットの心を捉え、ゴールに向かうためにはどういった構成が必要かを徹底的に検討する必要があります。
と、一口にいっても実際はとても難しい作業だと思います。ちなみに、ここが難題であるがゆえに、私のようなプランニング専門家のニーズもあるわけでして…(;´ω`)ノ
ともかく、「こんな感じ~??」と漠然と取りかかってしまわず、必ず構成のポイントとなる部分をよーく練って、そのうえで構成を組み立てましょう。
「構成のポイント」となるのは「これだけはターゲットに分かってもらおう」というサイトとしてのコアメッセージのようなものです。例えば、商品の先進性、オリジナリティ、企業の精神、価格の優位性などですね。
それを決定する過程で必ず考慮してほしいのが「差別化」です。
「差別化」は一般的には同業他社との比較になりますが、それを超えてまったく新しい価値を生み出している場合もあるかもしれません。とにかく「他にないものは何か」「他との違いは何か」を十分に検討します。
自分たちのことは意外と分かっていないものなので、以前にも記事(サイトでのアピールポイントは他人に聞け )にしたとおり、まずは外部の声を聞いてみるのも一つの手です。
サイト制作担当者にとって、自分が制作に関わるサイトは唯一無比のもの。ついつい甘い目で見てしまいがちですが、残念ながらターゲットにとっては数多あるサイトの一つにすぎません。その中でターゲットにどうやって深い印象を残すか。
そのためにも「差別化」を考慮に入れて、もっとも伝えたいことををブレずに練ることが重要なのです。
さてさて、ターゲット、ゴール、もっとも伝えたいことが決まったら、いよいよ構成案を作りましょう。
第3回は「思いを構成に落とし込む 」です。お楽しみに~。
(この企画は不定期連載です。まとめて読みたい場合はカテゴリの「サイトを作ろう 」からご覧ください。)
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