ネットアンケートの精度 | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

こんな記事を見つけました。

菅首相より小沢新首相…サイト調査で圧倒8割

この結果についていいたいことはたくさんありますが、その前にちょっと待って!!!

このアンケート、実施時間と方法と人数が報告されているだけです。もちろんそこからいろいろ類推はできますが、せめて男女比、あとできれば年齢構成も知りたいところです。

もし調査対象者と有権者の構成比があまりにかい離していたら「有権者の声」とするのはちょっとなぁ~と思われませんか??

テレビ局などがよく行っている世論調査は乱数で電話番号を生成するやり方なので、比較的偏りが出ない、と統計学上は考えられているようです。

でも、ログ解析などの経験からすると、特定の時間帯だけでネット調査を行えば、それなりの偏りが出てしかるべき、という気がするのです。

平日の午後4時以降にアンケートを開始したなら、おそらく仕事でパソコンに向かっていたサラリーマン層からの回答がかなり多いのでは?と私なら感じてしまいます。少なくとも、一定以上の高齢者については有権者の構成とかい離があると考えるのが普通でしょう。

もちろん、ネットアンケートの威力や効力を疑うつもりは毛頭ありません。でも、こういった世論調査的なものについてはまだまだ課題がたくさんあるように思います。

みなさんもネットアンケートの結果については、当面そういう意識で受け取ってほしいなぁーと、この記事を見てちょっと心配になったのでブログに書いてみました。

で、ちなみに。

私、某イベントで小沢さんとご一緒したことがあるんです。テレビの印象とまったく違って、周囲に気を使われるやさしいおじさんでしたよ~あせる

確かにテレビで繰り返し報道されている「強面」な部分もお持ちなのだとは思いますが、記事でジャーナリストの江川さんもおっしゃっている通り、大手マスコミはダーティーなイメージを作りすぎです。

ただ、逆に考えれば、あれだけマスコミにネガティブキャンペーンをやられても、やっぱり政治の中心にいるってことは、それだけ実力が確かなのかなぁーとも思ったり…

……いやいや、これ以上は政治ブログになってしまうので、もうこの辺でやめておきますね(笑)


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