前回の続き。

 

途中でミシン糸がなくなったので、作成がそのままストップしてた。

同じ糸がアマゾンで見つからなかったので、今日の午前中、重い腰を上げて糸を買いに行ってきた。

ていうか、来週日本に行くからね、今日くらいしかもう作る時間がないのよ。(本当は日本に行くまでにあと1枚作りたい。)

 

さて、作成が止まってる間、やっぱり考えたのよ。バンドの長さが、絶対足りないって。

今まで作って(サイズが合う)ブラと比べても、ずいぶん短い。

念の為、ホックを仮縫いして、バンドだけ着用してみたら、やっぱり長さが足りなくて、ホックが閉められなかった!

 

このまま作り続けると、そのままゴミ箱行き間違いなし。

それよりは、解いてやり直した方がいいよね?

 

 

私はバンドサイズ30インチで作っていたのだけどね?実際のアンダーバストの長さは30インチよりちょい短いくらい。

なぜ足りない?(型紙によっては、測定値にXインチ追加しろとかたまにあるけど、この型紙はそうではなかった。)

 

それまで使ってた型紙のバック・バンドを伸ばそうと思ったのだけど、必要な長さとの差があまりにも大きくて、ちょっと変更が大変そうだった。

なので、2インチ大きいシスターサイズの型紙をプリントしたけど、それでも足りなかった!!!ので、さらにこれを変更することにした。

 

参考にしたのは、以前作ったハリエット・ブラの型紙。

 

これと同じ長さでいいっしょ?

 

 

でもこれは、、いっそのこと、34インチのバンドで良かったのでは??

(でも、その場合は34DDサイズになるから、今回購入した型紙にそのサイズは入ってない。別途DDサイズまでの型紙を購入する必要がある。)

 

このあたりのサイジング、本当に意味不明なのよね〜。

(もう少し伸びる素材を想定してたのかしらね?)

 

 

 

ということで、新しくパワーネットだけパーツを切り出し、作成中のブラも一部ほどき、新しいパーツに付け替える。

 

せっかく縫い直してるんだから、ついでにレースも付けてみた。

 

こっち側のピコゴムは長さに余裕があったので、そのまま新しいバックバンドに縫い付けるだけ。

 

 

もう片方は、ゴムの長さが足りなかったので、ゴム自体も縫い直す必要があった。

 

ただ、前回の時にここの縫い代を切り取っちゃってたので、ちょっと面倒。

 

仕方ないので、フリクションペンで印を付けて、ここにゴムを合わせて縫うことにした。

 

 

ちなみに、こっちが反対側のレース。

トップステッチを表側から入れたので、フラットですっきり。

 

 

こっちは最初につけた方のレース。

トップステッチを裏側から入れたので、表側が美しくない。。。

 

 

まあそういうわけで、なんとか前回のところまで、リカバリー完了。

 

 

ここからが新しい作業。

 

ゴムを裏側に折り返して、3ステップ・ジグザグで縫う。

チャネリングは、広げて縫い込まないようにする。

 

上下のゴムが完成。

 

 

次は、ワイヤーを通すためのチャネリングを、クレードルにステッチする。

 

ここが一番スキルの差が出るところ。チャネリングの両端に、それぞれ端から2ミリくらいのところにステッチを入れたい。

表からは2本ステッチが見えるけど、それが綺麗に並行に入ってるのが望ましい。狭すぎると、ワイヤーが通らない。

私はここはまだまだ下手くそ。

(でも解いて何度もやり直すことはしない。不毛だから。)

 

その後、ストラップとホックを付けて、ワイヤーを入れて完成。

 

ワイヤーは、わざわざこのブラに合うかと思って新しいワイヤを2サイズ買っておいたのだけど、どっちもいまいちだった。

結局、うちにストックしてある普通の(デイ・ブラ用の)サイズ38のワイヤが一番しっくりきた。

 

 

ということで、完成。

 

前。

 

後ろ。

 

 

 

始め着用してみた時、「あれ、まだバンドがきつかった?」と思ったけど、しばらくしたら馴染んできた!

これもまたカチッとした着心地ね。悪くない。

 

あと、バストアップがすごい!

 

バストアップというのは、谷間を作るとかじゃなくて、胸の下側に触れてみた時、ちゃんと胸が上向いてる!

かといって突き出たシルエットではなく、程よい感じに気持ちコンパクトにまとめてくれてる気がする。

これはその1でも書いたけど、縦シームの威力なのかしらね?

縦シーム、おすすめ〜。

 

ホックが縦3列な分、バンドもちょっと太くて、それがなかなかホールド力があって良い。

この型紙はキープだ。