これは実は先週末の話。同じ週末にお家で焼き鳥したから、お出かけよりもそっちの方をブログに書いたのだけど。
最近サンフランシスコの治安が最悪だとかいう動画なんかを見かけてね。じゃあ私がサンフランシスコの楽しい話でもしようかと思ってね。
サンフランシスコも他の都市と違わず、美術館が沢山ある。私たちはどれも長らく行ってなかったんだけどね。でも割と頻繁に行くのが、Legion of Honor美術館。（って言っても、１〜２年に一度くらいだけど！）なぜそこに比較的よく行くかというと、毎週土曜日（昔は日曜日だった）に、無料のオルガンコンサートがあるからだ！
昔は入場料８〜１０ドルくらい？払って、ぶらぶらと展示品を見ながらオルガン聞いてまったりしてたんだけど。それでも結構エンターテイメントとしては安いよね。（今チェックしたら、ジェネラル・アドミッションのチケットは大人一人２０ドルですって。随分値上がりした。子供は無料。）
でも今は毎週土曜日は、ベイエリアの住民は常設展だけなら入場は無料なので、無料でぶらぶらと絵画や彫刻なんかを見て、無料でオルガンコンサートを聴いて、ちょっと文化的な午後を過ごすことができるのだ。
（ちなみに期間限定の特別展を見るには、大人一人３２ドルの入場料が必要。）
先週は主人の都合もついたので、早速久しぶりに行ってきましたよ。オルガンを聴きに。
家でブランチを済ませてから、ちょっとゆっくり目に家を出て、サンフランシスコ市内のChesnutというエリア（neighborhood）でぶらぶら買い物をする。街の写真は撮り忘れたんだけど、なかなかいい感じのエリアよ。
最近新しくできたアウトドア系のお店でカジュアルなワッフル・シャツを一枚と、好きなお店だけど普段は高すぎていつもセールで買ってるお店で、もこもこセーターをセールでゲット。
この日の戦利品。
このセーター、定価２８８ドルだぜ。（今日のレートで４万円かー。）服にそんなに出せないわー。セールでしか買わん。
んで、その後ケーキ屋さんでケーキとコーヒーを買って、外のテーブルでまったりする。
ショーケースはこんな感じ。
ちょっとお店の中が細長くて狭いんだけどね。テーブルは外のみ。
私はパブロバとラテを、主人はチーズケーキとブレッド・プディングとラテを買う。
私のパブロバ。ちょっと食べにくかったけど（メレンゲが崩壊する）、美味しかった。
主人のチーズケーキとブレッド・プディング。どちらも濃厚で美味しかった。
ちなみにこのイートインエリアは、実は車道の駐車スペースを潰して建てられた簡易的なもの。コロナ中にこういうのが沢山できた。
テーブルからの、お店の外観。花が可愛い。
まったりしてたらいい時間になったので、早速美術館へ移動。
美術館の前に一応駐車場はあるのだけど、大抵混んでる。でも、ちょうどいいタイミングで去る車があったので、良いパーキングスペースをゲット。
噴水の向こう側が美術館。
ちなみに美術館の反対側は、海とかゴルフコースとか色々自然が広がってる。
こんな感じ。
これは美術館の前庭かな？向かって左手。
美術館のゲート。
結構オシャレな建物なんだわ。
このゲートの向こうには、ルーブル美術館のピラミッドを模した、ミニ・ピラミッドがある。
地下階の天窓になってるらしい。
着いたのが午後３時ごろだったので、３０分くらい１階の常時展の絵画なんかを見てぶらぶらする。
ちょうどオルガンのある広場に出たのが３０時半くらいで、その頃には椅子の用意もしてあって、ちょうどちらほらと人が集まり始めたところだった。私たちも、椅子を確保。
オルガンコンサートの会場はこんな感じ。まだ人が集まる前。
男性ヌードの彫刻にちょっとモザイクかけてみた。
見上げると、旗がある。
反対側。
ここのオルガンは、この美術館が建てられた１９２０年代に、建物と一緒に作られたもの。なので、ちゃんとパイプも壁の中などにあって、本当にパイプに空気を通して音を出してる。
この上の写真のドーム上になってる部分も、パイプがあるらしい。
パイプを設置して、上からカバー？布？みたいなので覆ってるらしい。
一番低音の出る３２フィートのパイプ（ピアノのピッチよりも２オクターブ低い）は、音というよりも振動として聞こえる感じ。
コンサートが始まるころには、椅子は全部埋まっていて、その周りにも立ち見客がたくさんいた。
ちなみにオルガンコンサートのスケジュールとプログラムは、美術館のウェブサイトのここから見れる。
この日は、ブロードウェイや映画音楽だった。
以前映画館にオルガンを聴きに行った話を書いたけど、どっちも同じオルガニストだった。