妄想的叙情詩 -4ページ目

妄想的叙情詩

日常や妄想から詩を書いております。

嗚呼


面倒臭い。





女なんて何時も


so,




御節介で


気紛れで


寂しがり屋で


泣き虫で


怒りん坊で


甘えたがりで


自分勝手で


我侭で




優しくすりゃ


直に


いい気になりやがって




結局のところ


可愛いのは


自分だけさ




他人の気持ちも考えない





ああいいさ。


そうすりゃいいのさ。





そんなもんだと諦めて




今日もお前を迎えに行くよ。
呪文みたいな


“ヤサシイコトバ”




鼓膜に甘く貼り付いて


離れない




雷鳴が近くで響く


外は大雨





それにしても


物憂げな貴方は





発する言葉にさえ


憂鬱を孕んで





疎ましく強欲な


この煩悩を




搔き消すように


囁いた





それは



そう



とても



とても



優しい言葉で






その言葉に


零れた雫は


頬の上で


蒸発して




鼻を劈‐つんざ‐く


刺激的な官能に変わる






優しい言葉なんて不必要‐いらな‐いわ





つまらないだけ





時間が止まればいいのに。
髪型を変えて


自由に生きる




そんな、


理想。





脈絡も無く


濡らした頬に




動じない


誰も




超人的な憂鬱は


強靭な躰を侵して




解り合ったことさえ


逆行性健忘




溶けだした記憶は


苦痛さえも無くして




大量の脳内モルヒネが


快楽へと誘う




耳鳴りの彼方に聴こえる 


耳障りな貴方の音




それはとても力強くて


そしてとても絶望的




一筋の光が


向かう其の先には




よく似た幻




其れは


刹那か?


永久なのか?




自分の姿に


眩暈を覚え




咽頭に突き刺さる


貴方を排除した





其処から何が、


見えましょう?
そうだ、



僕たちは似てるんだよね。



そうだった。




同じ時間に


同じ事を思うんだ。






それば多分


気紛れなんかじゃない





もっと合理的で


神聖なものなんだ。




君が感じる


全ての事象も




僕が感じる


ひとつの答えも





何処かで繋がって


絡み合って


僕らの感情を揺さぶるんだ





そんなに怖がらなくていいよ。




僕たちはただ似ているだけなんだよ。






気持ちを抑えなくってもいいさ



どうせ同じだから





不安なんてひとつもないさ



きっと同じだから





僕らはまるで


ハンコで押したように


同じ感情を持ってるんだよ。




ほら、


何も怖くないだろう?
今宵は


お祭り


貴方と


私の






小さなグラスに


注いだ液体




躰を熱くして


眩暈へ誘う




充血した中心が


ヒリヒリと痛い




皮膚を這う


細い管が




拡大している


拡張している





背後に迫った


大きな月は





青くも無いのに


やたらと透き通って





息を止めて


凝視する






如何やら


幸せになるんだってさ。