最近は、60年代のガールズ・グループに凝っていて、やたら聴きまくっていますが、今回は、モータウン・レコードの初期のトップ・グループ、「ヴァンデラス」です。
「ヴァンデラス」は、「マーサ・リーブス」を中心にした、
「グロリア・ウィリアムス」、「アネット・スターリング」、
「ロザリンド・アシュフォード」 の4人組コーラス・グループです。
彼女は、一応プロのソロ歌手でしたが、ヒットに恵まれず、モータウンの秘書をする傍ら、マーヴィン・ゲイのバック・コーラスを担当するなどしながら、チャンスを伺っていました。
ある日、当時モータウンの大スターだったメリー・ウェルズが、レコーディングをサボタージュしたことがあって、マーサに代役が舞い込んだのです。
そして、モータウンのヒットメーカー・コンビ、「ホランド=ドジャー=ホランド」による楽曲を与えられ、モータウンのトップへと上り詰めていくのです。
マーサ達は、結成当時は、グループ名を「デルフィス」と名乗っていました。
しかし、すぐにグロリアが脱退したため、残った3人で、「マーサ&ザ・ヴァンデラス」と改名、
1962年、シングル「カム・アンド・ゲット・ジーズ・メモリーズ」でデビューを飾りました。
デビュー曲は、全米チャート第29位のヒットとなりました。
1963年には、「ヒート・ウェイヴ」をリリース、全米チャート第4位の大ヒットとなりました。
この曲、ザ・フーやザ・ジャム、リンダ・ロンシュタットなどがカバーしています。
このヒットの勢いのまま、続けて「クイック・サンド」をリリース、これも全米チャート第8位の大ヒットとなりました。
その後、アネットが脱退、「ベティー・ケリー」を新たに加入させます。
1964年、「ダンシング・イン・ザ・ストリート」をリリース、全米チャート第2位の大ヒットとなり、「ヴァンデラス」を代表する楽曲となりました。
この曲は、キンクス、ママス&パパス、ヴァン・ヘイレンなど、多くのミュージシャンがカバーしています。
1985年には、ストーンズのミック・ジャガーとデヴィッド・ボーイのデュエットで、チャリティ・シングルとしてカバー・リリースされました。
1965年、「ノー・ホェア・トゥ・ラン」が、全米第8位
1966年、「アイム・レディ・フォー・ラヴ」が、全米第9位
1967年、「ジミー・マック」が、全米代10位(R&Bチャートでは第1位でした)
と、毎年ヒット曲を連発しました。
そして、1967年後半、「ハニー・チャイル」が、全米チャート第11位となり、これが、「ヴァンデラス」最後のトップ20・チャートインのヒット曲となりました。
こうして、モータウンのトップに君臨していた「ヴァンデラス」でしたが、次に出現したダイアナ・ロス&シュープリームスに、その座を明け渡すこととなりました。
「マーサ&ヴァンデラス」は、ダイアナ・ロスのように、万人受けするパフォーマンスはなかったものの、R&B、ソウル、ロックンロール、ドゥワップと、何でもこいの、パンチの効いたエネルギッシュな「マーサ・リーヴス」のボーカルは、とにかく最高です。
「ヒート・ウェイヴ」、是非とも我がバンドでやりたい楽曲のひとつですね。
つづく




