「ロコ・モーション」は、1962年にリリースした、「リトル・エヴァ」のデビュー・シングルです。
この曲は、発表後見る間にヒット・チャートを駆け上り、全米第1位に輝く大ヒットとなりました。
作詞は「ジェリー・ゴフィン」、作曲は「キャロル・キング」の、ソングライター夫妻でした。![]()
リトル・エヴァは、もともとキャロル・キング夫妻の家に雇われていたベビー・シッターでした。
エヴァが、二人の子どもをあやしながら唄っているのを、耳にした夫妻は、この「ロコ・モーション」を書いてデビューさせたのでした。![]()
日本では、1962年、伊東ゆかりさんが、あらかわひろしさんの訳詩でカバーしています。
「ロコ・モーション」とは、実は、スチーブンソンが発明した「蒸気機関車」のことです。![]()
機関車のピストンの動きを取り入れた「ロコ・ダンス」を、「ロコ・モーション」の歌と共に、伊東ゆかりさんがTVで紹介しました。
しかし、折しも「日劇ウエスタン・カーニバル」で「ツイスト」が大流行しており、ロコ・ダンスは残念ながらポピュラーにはなりませんでしたね。
この曲、1974年に、「グランド・ファンク」によって、ハード・ロックにアレンジされてカバーされ、週間ランキング第1位になっています。 ![]()
つい最近まで流れていたソフト・バンクのTV-CMは、このグランド・ファンクの曲を使っていました。
確か、「シルヴィー・ヴァルタン」もフランス語でカバーしていたと思います。
2000・・・何年だったか憶えていませんが、「オレンジ・レンジ」というグループが、彼らのオリジナルと言って、「ロコローション」という、似たようなタイトルの曲を発表しましたが、結局これもカバー曲でしたね。
「ロコ・モーション」と言えば、「キャロル・キング」と言うことで、彼女について少し触れましょう。
「キャロル・キング」は、1958年、16才の時にシンガーとしてデビューしました。![]()
1960年になって、最初の夫「ジェリー・ゴフィン」とのコンビで曲作りを始め、「ロコ・モーション」「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」等、後世に残る名曲を数多く送り出しています。
しかし、ビートルズの米国上陸を境に翳りが見え始め、1968年、終には離婚までしてしまいました。
1970年から、ソング・ライターとしての才能を花開かせ、翌1971年、彼女の歴史的名盤「つづれおり」を発表。
全世界で2,200万枚以上のセールスを記録しました。
このアルバムは、15週間に亘って全米アルバム・チャートの第1位に輝き、その年のグラミー賞を獲得しています。
以前、ブログにも書きましたが、ニール・セダカの「おお キャロル」は、このキャロル・キングの事を歌ったもので、お返しにキャロル・キングは、ニール・セダカの事を歌った「おお ニール」を発表しています。![]()
ちなみにこのふたつの曲、歌詞が違うだけで、メロディは同じなんですよ。
キャロル・キングの歌は、五輪真弓さんや、ユーミンこと松任谷由美さんらに大きな影響を与えています。
さあ さあ ダンスの ニュー・モード
カモン ベイビー ドゥー ザ ロコ・モーション・・・
つづく