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公開日時:2026年9月4日18時30分

 

日経平均は+1.3%の65,020円と、5営業日ぶりの反発でした。TOPIXは+0.0%とほぼ変わらず。

 

前夜のウォラーFRB理事の発言で米国の早期利上げ観測が後退し、日米ともに金利が低下したことが効いています。新発10年国債利回りは-6.5bpの2.900%、超長期は30年債が10bp以上低下と、まとまった金利低下でした。

円は一時155円30銭と8月3日以来の高値に並んだあと、片山さつき財務相がベッセント米財務長官から一方的な要求はなかったと述べたことで、156円台前半へ戻しています。

 

金利低下と円高の一服を受けて、ひさしぶりに半導体・電子部品に買いが戻りました。

キオクシア+5.4%、太陽誘電+6.4%、村田製作所+4.2%、イビデン+3.8%、古河電気工業+6.4%、アドバンテスト+2.5%。

ただ東京エレクトロンは横ばい、レーザーテックは-1.5%で、製造装置まではまだ戻り切っていません。


商社や医薬品、化学、自動車は売られ、三井物産-4.5%、三菱商事-3.1%。


東証プライムの売買代金は8.3兆円(うちキオクシア1.6兆円)、値上がり銘柄比率は51%であり、今日のところは、プライムでは一部銘柄への買戻しだけだったという感じでした。

大型株に手詰まり感があると、やはり中小型株ですね。

グロース250指数は+2.7%、東証グロースの売買代金も4,855億円と、8月下旬からの高水準が続いています。

 

昨日の主役だった自動運転関連は沈み、ティアフォー-19.6%とアイサンテクノロジー-19.1%がストップ安、ダイナミックマッププラットフォームも-15.9%。

 

代わって買われたのが、やはりTerra Droneで+10.8%。

そして次期TOPIXのリバランスを先回りする動きが早くも始まったか、GO+3.4%、パワーエックス+7.5%、QDレーザ+12.5%、オンコリスバイオファーマ+12.9%、フリー+4.5%、Synspective+4.6%といった主力どころ。

直近IPOもエブリー+33.8%、チャットプラス+17.9%、ビーエイブル+8.7%と、お祭り状態でした。

 

中小型株のほうは、短期でも中長期でもまだ楽しめそうな地合いだと考えています。

 

全体として、株式相場を動かすのは結局のところ金利、という状況に変わりはありません。

今晩の米雇用統計、来週の米8月CPIを見てからですね。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24811/

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公開日時:2026年9月3日18時16分

 

本日の日本株は、日経平均が-0.2%の64,214円、TOPIXが+0.5%の4,102ポイントと、TOPIX優位が続きました。


今日はドル円が大きく動きました。

海外市場から続いて円が対ドルで1%超上昇し、ドル円は一時156円台後半と、およそ1カ月ぶりの円高水準を付けました。
きっかけは日銀の利上げペース加速に対する思惑と、ベッセント米財務長官の「日本が何をしようとしているか知っている」という発言。介入への警戒感も重なって、円の売り手が買い戻しを迫られた格好です。

 

介入そのものが入ったとは見ていませんが、ともかく円安方向に戻りづらくなってますね。

これは「いい円高」だと思っています。円安に引っ張られて金利が上がり続ける形が止まれば、金融市場全体は落ち着くからです。

 

実際、債券は買われました。新発10年債利回りは4.5bp低い2.965%、30年債は9bp低い4.075%と、超長期を中心に金利が急低下しています。

この日の30年国債入札も応札倍率3.79倍と過去1年平均の3.52倍を上回り、波乱なく通過しました。

 

TOPIXはこの安定を素直に好感して反発しましたが、日経平均の構成銘柄、とくにAI・データセンター関連にはいまだ売り圧力が残っています。

日経平均は寄り付きの64,724円がそのまま日中高値で、2日続けての寄り天であり、KOSPIが一時-1.9%まで売られる場面では日経平均もつれ安して64,000円を割るなど、変わらず弱い動きでした。

そこから引けにかけて戻しており、終わってみれば小動きといえば小動き。

ただ、バリュー優位の展開にも変化はなく、何かのきっかけがあるまで淡々とこの流れが続く、という感じですね。

 

バークシャー・ハサウェイのグレッグ・アベルCEOが5大商社について「今後何十年にもわたって保有するつもりだ」と述べたと伝わり、三菱商事+4.1%、三井物産+2.6%、伊藤忠商事+2.5%と、商社が買われ、業種別でも卸売業が+2.5%で首位でした。

 

金利の水準そのものは高いままですから、銀行・保険も堅調です。三菱UFJフィナンシャル・グループ+1.9%、三井住友フィナンシャルグループ+1.7%、東京海上ホールディングス+2.4%。

 

電気・ガス業+2.4%、海運業+2.3%、鉄鋼+1.6%と、バリュー系が広く買われました。関西電力+4.2%、四国電力+4.3%、日本製鉄+1.9%、三菱重工業+1.9%といったところです。

 

円高メリット側ではニトリホールディングス+8.4%。8月の既存店売上高が2カ月連続で前年を上回ったことも重なりました。

 

逆に日経平均を押し下げたのはファーストリテイリング-3.4%で、安値引けでした。

 

AI・データセンター関連も一角が重く、古河電気工業-3.7%、フジクラ-2.7%、イビデン-2.4%、精工技研-8.1%。円高も重しになった形です。

そのなかでレーザーテック+4.1%は、安値から6%近く戻して引けました。

 

昨日総崩れだった非鉄金属-2.1%、鉱業-3.3%は今日も続落で、JX金属-3.4%、三井金属-3.2%でした。

 

中小型のほうは、グロース250指数が-0.2%と、寄った後が重い一日でした。

 

主役はまた自動運転関連銘柄でした。ティアフォー+17.4%は売買代金2,300億円で、東証グロース市場全体の半分を1銘柄で占めています。

ダイナミックマッププラットフォーム+20.3%とフィーチャ+21.0%がストップ高。アイサンテクノロジー+16.7%とヴィッツ+10.6%も一時ストップ高まで買われ、モルフォも+29.6%と続きました。

 

一方でTerra Drone-6.3%は、前日+11.0%の反動が出ています。

 

今日おもしろかったのは、自動運転以外にも買われるテーマが増えてきたことです。

原子力発電では値幅は大きくありませんでしたが、木村化工機+1.3%、岡野バルブ製造+1.4%、日本製鋼所+3.2%など軒並み買われました。

レアアースはアサカ理研+8.1%が牽引し、造船も内海造船+4.2%、名村造船所+2.6%。ダイヤモンド半導体(テクニスコ+2.7%)やスーパーコンピュータ(HPCシステムズ+2.4%)、ペロブスカイト太陽電池(フジプレアム+1.7%)の周辺でも、個別に買われるものが出てきました。

 

一つのテーマに資金が集中しているうちは指数が動きませんが、物色の裾野が広がってくるのは全体の反転が近いサインかもしれません。

 

今晩は米国のISM非製造業景況指数が控えています。

この円高が「いい円高」のまま収まるのか、それとも輸出企業の業績懸念に変わるのか。そこが次の分かれ目になりそうです。

 

 

 

原文URL
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公開日時:2026年9月2日19時00分

 

今日の日本株は、日経平均が-2.9%の64,325円と大きく崩れました。下落率としては約2週間ぶりの大きさです。

TOPIXも-2.4%の4,081ポイントで10営業日ぶりの反落。東証プライム市場の値上がり銘柄は6%と、全面安でした。

 

材料は中東ですね。米国が1日にイランを新たに攻撃し、イランはヨルダンの米軍基地にミサイルを撃ち返しました。

原油は1バレル90ドル台後半まで急伸し、インフレが再び加速するとの懸念から世界的に金利が上がる、という流れです。

 

国内も新発10年債利回りが3.01%まで上昇しました。

加えて日銀の高田審議委員が連続利上げの可能性に言及したことで9月利上げの織り込みが進み、10年債の+2.0bpに対して2年債と5年債が5.5bpずつと、中短期の方が大きく動いています。円も159円台半ばまで買われました。

 

セクターでは非鉄金属がやたらと弱く、業種別の最下位で-5.0%。

日鉄鉱業-15.5%、住友金属鉱山-11.5%、三菱マテリアル-9.8%、三井金属-8.6%、DOWAホールディングス-8.0%、JX金属-4.7%と総崩れです。

金相場の続落が理由に挙げられていますが、今日の金はむしろ-0.4%の小動きで、これだけでは説明がつきません。

TOPIXが9日続伸を始めた8月19日からの上げ幅を見ると、日鉄鉱業+19.5%、住友金属鉱山+18.2%、三菱マテリアル+17.3%と、TOPIXの+4.2%を大きく上回っていました。ここまで相場を支えていた資源・バリューに、全面安の日を選んで利益確定が出た、というのが実態でしょう。

 

自動車も重かったです。輸送用機器が-3.4%で、トヨタ自動車-3.4%、日産自動車-6.3%、スズキ-5.9%。トヨタのEV発売延期という報道に、中東情勢が販売動向に響くとの見方が重なった格好です。

 

金利上昇に弱いAI・半導体系も売られ、SUMCO-5.9%、東京エレクトロン-3.4%、アドバンテスト-2.5%、ディスコ-2.5%。ソフトバンクG-6.4%、リクルート-6.5%とキーエンス-5.2%は安値引けでした。

そのなかでキオクシアは前日比変わらずで踏みとどまったのだけが救いといった感じでした。

 

銀行-0.7%、医薬品-0.7%、海運-0.3%は下げ渋りました。

 

中小型株のほうは、グロース250指数が-2.8%と下げました。

パフォーマンスの悪い日経の方に引っ張られるようになってきており、全体的な状況は良くありません。

 

引き続き2トップの、ティアフォーが+19.7%のストップ高、Terra Droneが+11.0%と大幅上昇。この2銘柄だけでグロース市場の売買代金のおよそ3分の2を占めています。

今日の頼りは再度自動運転で、ダイナミックマッププラットフォーム(三井不動産レジデンシャルの3D空間プラットフォーム採用)+25.4%、アイサンテクノロジー(軽井沢町からの自動運転バス運行事業の受託)+19.0%、モルフォ(AstemoとのSDV向けカメラ技術の共同開発)+17.3%がそろってストップ高、ヴィッツも+19.2%でした。

 

このほか、フィジカルAI関連のブレインズテクノロジーは寄りから下げましたが、+6.7%。

サイバーセキュリティの提携が出たZenmuTechは一時ストップ高まで買われ、引けは+9.7%でした。

 

イラン情勢そのものが昔と比べて格段に悪化した、とは思っていません。

ただ、半導体関連銘柄のフィーバーが終わってしまっている分、米株も日本株も上昇して金融市場を支える、ということができなくなっています。

徐々にではありますが、スパイラル的に悪くなっている状況ですね。

 

日経平均は寄り付きの65,195円がそのまま日中高値で、安値が64,215円、引けもその近辺。戻す場面がありませんでした。

65,000円という一つの節をキープできずに終わり、上げる材料・きっかけが見当たらない以上、下方向を見ておかざるを得ない展開だと見ています。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24800/

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公開日時:2026年9月1日20時33分

高機能スペシャリティケミカル関連銘柄が、推奨時から20%以上上昇しました。
銘柄名は、この記事の下に記載しています。

推奨時のコラムはこちら(会員限定)

リサーチ担当より

派手な動きはせず、安定して上昇する銘柄をポートフォリオに入れたかった狙い通りに、危うい状況はほぼなくじんわりと上昇しています。
じっくりと目標株価達成をお待ちいただければと思います。

本日から9月に入りました。早いもので、今年も残すところ4ヶ月です。

足元では、中小型株へ資金が流入している印象を受けています。

引き続き、この相場の波をとらえた有望銘柄をご紹介できるよう全力を尽くしてまいりますので、どうぞご期待ください。

 

▼推奨時から20%以上上昇した銘柄名はこの下に記載しています。▼

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
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公開日時:2026年9月1日19時16分

 

本日の日本株は、日経平均-0.1%の66,215円、TOPIX+0.6%の4,181ポイント。

TOPIXはこれで9日続伸、昨年5月以来の9連騰です。

 

日本株、というかTOPIXは上げていますが、いまいち日本株市場がスッキリしない感じがするのは、日米ともに金利上昇が止まらないことが原因です。

新発10年債利回りは一時3.0%まで上昇し、1996年以来の水準を付けました。来年度の概算要求が143兆円前後と伝わり、国債の増発警戒が効いています。米国の10年債利回りも4.7%台後半で高止まりです。

 

日経平均は一時65,576円まで下げたあと、戻して引けました。好需給でTOPIX、バリュー系に支えられ、下げても戻せる形は保っています。

ただ、何か好材料が出てこなければ、いずれ力尽きるのではないかという懸念は残ります。

 

東証プライムの売買代金は7.5兆円。うちキオクシアホールディングス1銘柄で1.5兆円ですから、市場のエネルギー不足は続いています。

 

買われたのはバリュー系です。

原油高から、原油以外の燃料での発電、つまり石炭や原発をはやし、そこから電力会社、電力設備会社、建設へ、という連想があったようで、九州電力+8.2%、東京電力ホールディングス+6.4%、関西電力+5.1%、関電工+5.6%、鹿島建設+3.7%と上げました。ディフェンシブという括りでいけないこともないのですが、正直なところ上げた理由は判然としません。

素材・資源も高く、住友化学+8.4%、三井化学+6.1%、JFEホールディングス+4.8%、日本製鉄+4.6%、INPEX+3.9%。商社と自動車も三井物産+3.8%、三菱商事+3.2%、トヨタ自動車+2.8%と買われました。

 

半面、売られたのは半導体・AI関連と、金利に弱い高PER銘柄です。

古河電気工業-4.0%、リクルートホールディングス-4.0%、フジクラ-3.7%、東京エレクトロン-2.6%、ディスコ-2.6%。キオクシアホールディングス+2.0%が数少ない例外でした。

前日に急騰していたAI関連の反転が速く、ニューラルグループ-19.7%、FIXER-18.5%、モルフォ-16.6%と大きく下げました。

 

グロース250指数は-1.5%と、中小型株は今日も弱い動きでした。

 

この指数は、金利高に目をつぶって大型株からの資金循環が効き、先月は大幅上昇していました。ただ大型グロース株と同じで、反転下落となればスピードは速いので注意したいところです。

東証グロースの売買代金は4,650億円と前日比でさらに増え、大商いに見えます。ですがティアフォー1,960億円、Terra Drone 1,280億円の2銘柄を除くとそれほどでもない、という中身でした。

 

ティアフォーは+5.8%と貫禄の上げでしたが、さすがに他の自動運転銘柄は大きく下げるものが多く、アイサンテクノロジー-16.5%、ヴィッツ-13.6%、ダイナミックマッププラットフォーム-12.7%。次の中小型株のテーマ探し、ということになりそうです。

 

これから東証グロース市場、スタンダード市場から次期TOPIXに採用される銘柄に関するレポートが出てきます。

実際の組み入れはもう少し先ですが、先月の中小型株主力銘柄の強さがこれに対する早めのプレポジションづくりだけだったのなら、買いが続くのか、いったん落ち着くのかで、そこでも中小型株の値動きの展開は変わってきますね。

 

引け後、ホルムズ海峡で石油タンカー2隻が攻撃を受けたと伝わりました。ブレント原油は92ドル台に乗せ、日経平均先物は再び65,000円の攻防です。

よろしくない展開ですが、再度65,000円サポートを期待しましょう。

 

 

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https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24790/

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