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公開日時:2026年9月9日18時27分

 

本日の日本株は、日経平均-0.2%の65,142円、TOPIX-0.1%の4,046ポイントと小幅に続落しました。

グロース250指数も-0.4%の783ポイントです。

 

ベッセント米財務長官が円売りに賭けるトレーダーをけん制したこともあり、円は一時1ドル=152円95銭まで買われるなど、今日も大きく動きました。

輸出企業の重石になっていたというよりは、インフレ懸念の後退で10年債利回りが2.875%へ低下し金融市場が安定する「良い円高」で、日本株はむしろ支えられた形でした。

 

日経平均は午前に一時524円高の65,794円まで買われましたが、中東情勢の不透明感もあって後場は売りに押され、そのままマイナスで引けました。

昨日ほどではないにせよ、2日続けて高値から垂れる形ですね。

指数は小幅安ですが中身はもっと重く、東証プライムで値上がりしたのは39%だけでした。

 

ASTRAをはやす動きが継続しているソフトバンクGは今日も+3.9%、直近5営業日では+38.3%という急ピッチです。

今日も相場を引っ張ってくれましたが、力及ばずといった感じでした。

 

個別で特に派手だったのは電線です。

米コーニングがベライゾンと光ファイバーで数十億ドル規模の複数年契約を結んだと伝わり、古河電気工業+12.6%、フジクラ+8.1%、住友電気工業+5.7%。

クアルコムとAWSの提携で光インターコネクトの話も重なり、AI・データセンタの「配線」にお金が集まりました。

 

一方で同じ半導体でも装置・テスタは逆で、アドバンテスト-2.8%、東京エレクトロン-0.6%が指数の重石です。

レーザーテックは一時38,190円まで買われて引けは35,280円の+1.1%と、きれいな寄り天でしたね。

 

資源も強い一日でした。

原油は北海ブレントが100ドルに迫って出光興産+7.6%、銅の連日最高値更新で住友金属鉱山+6.2%、三井金属+5.2%。

業種別でも非鉄金属+6.9%、石油・石炭製品+5.0%が上位です。

 

逆に弱かったのは、金利の落ち着きが効いた金融です。銀行業-1.7%、保険業-1.8%、証券-2.3%。

医薬品-1.8%、小売業-1.9%と、ディフェンシブ・内需の一角も下位に並びました。

 

中小型は今日は一服で、東証グロース市場の売買代金は2,409億円と前日から4割以上減りました。

 

自動運転は引き続き強く、フィーチャがストップ高の+16.9%。

ただアイサンテクノロジー+6.6%は一時ストップ高から、モルフォ+5.5%も高値から売られて引けました。

9日売買分から信用の委託保証金率が引き上げられたティアフォーは-3.4%、Terra Droneも-7.3%。

半導体に買いが戻った分、勢いはやや衰えたという感じでしょうか。

 

代わりに大商いだったのがパワーエックスで、一時ストップ高の+17.4%。

オンコリスバイオファーマ+3.3%、オンコセラピー・サイエンス+4.5%のバイオコンビも元気でした。

 

明日に向けては、今晩発表される米国債買い入れ規模の拡大に注目しています。

最大の100億ドルまで引き上げられれば、金利低下から米ハイテク株高、日本の半導体関連にも追い風という展開が期待できそうです。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24847/

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公開日時:2026年9月8日17時46分

 

今日の日本株は、日経平均-1.7%の65,269円、TOPIX-1.8%の4,050ポイントと大幅に反落しました。

グロース250指数も-0.6%の787ポイントと続落です。

 

主役は株ではなく円でした。

7月の現金給与総額が前年同月比+4.7%と約30年ぶりの高い伸びになり、日銀の9月利上げ観測から円は一時152円89銭と2月以来の高値をつけています。

 

オーバーナイトで日経平均先物は弱含んでいましたが、明けて日本時間、朝方はキオクシアとソフトバンクGが踏ん張り、日経平均は一時66,791円とプラス圏の場面もありました。

流れが変わったのは午後で、サウジアラビアのエネルギー施設で攻撃による火災が伝わると、そこから引けまで一直線の安値引け。高値からの下げ幅は1,500円を超えました。

 

朝方は堅調だった韓国KOSPIも-0.6%、台湾も-0.5%と、アジアが揃って午後に崩れています。

メジャーSQ週の水曜に大きく下げるアノマリーが、1日早く来たかという感触もありますね。

 

業種では輸送用機器-4.1%、電気機器-3.9%、機械-3.7%、精密機器-3.6%と、円高に弱いところが軒並み下位に並びました。

トヨタ-4.1%、ホンダ-5.0%から部品の豊田合成-7.8%、武蔵精密工業-10.8%まで、下にいくほど傷が深いです。

 

象徴的だったのは時計で、セイコーグループ-15.5%、シチズン時計-12.2%、カシオ計算機-9.1%と3社が総崩れ。

電子部品も太陽誘電-7.9%、村田製作所-7.8%と直撃を受けました。

 

半導体は前日の急伸の反動が濃く、キオクシア-3.6%(前日+9.3%)、イビデン-6.3%(同+8.4%)。

銀行も長い金利の低下で-1.5%です。

 

そんな中でソフトバンクGは+5.5%。寄り安から売買代金7,265億円を集めて切り返し、ほとんど1人で指数を支えました。

円高メリットのニトリホールディングス+5.5%、セリア+3.9%、原油高でINPEX+1.2%。

 

指数絡みでは日経平均採用のJX金属+1.1%とカプコン+1.2%、次期TOPIX候補のトライアルホールディングス+4.7%、オンコリスバイオファーマ+10.1%。

材料株は豊和工業+12.3%が一時ストップ高、自動運転もヴィッツがストップ高の+24.8%、アイサンテクノロジー+7.8%、フィーチャ+6.6%、モルフォ+7.3%と揃いました。

 

逆に言えば、上がったのは理由がはっきりしているものだけで、他は総崩れという日ですね。

 

明日どうなるかは、今晩の連休明けの米国市場次第です。

 

 

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公開日時:2026年9月7日23時55分

 

守りのインフラ収益を土台に、成長エンジンが「半導体の前工程」へ載せ替わる制御技術メーカー

 

日本の電気機器セクターには、「安定しているが伸びない」と値付けされてきた企業群があります。

しかし今、その一角で収益の中身が決定的に入れ替わりつつある企業があります。

 

土台は、電力の安定供給に欠かせない機器を、特定インフラ産業のほぼ全ての事業者へ供給してきた寡占的な実績です。

この基盤があるからこそ、世界の設備投資マネーが最も集中する領域、半導体の前工程を支える電源制御へ踏み出せています。

 

直近四半期は、この先端領域が3割を大きく超える増収、工場自動化も2割超の増収。

全社では2桁増収・約3割の営業増益で四半期として過去最高を更新。

前期末の受注残高も3割増で積み上がっています。

注目すべきは、構成比最大の電力インフラ領域が減収だったにもかかわらず全社2桁増収を達成したことです。

成長エンジンが載せ替わった証拠です。

 

下値を守るのはインフラ寡占と株主還元方針、上値を作るのは半導体投資サイクル。

性格の異なる二つを一枚の株券で持てる構図です。

 

ただし現値はすでに割安ではありません。

勝負どころは評価の見直しではなく、増益そのものの実現力です。

当コラムは中期で+37.5%のアップサイドを見込みます(計算式と前提は本文に明示します)。

 

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どんな会社?/現況とテーマ/足元の業績と成長性/中長期の方向性/カタリスト(ポジネガ)/投資判断と目標株価

 

【以降、会員様向け情報です】

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公開日時:2026年9月7日18時39分

 

日経平均は前週末比2.1%高の66,399円。一時は1,600円を超える上昇で、終値の上げ幅は1,378円でした。

TOPIXは+0.6%。

先週金曜日の米雇用統計は数字としては強く、金利の上昇が警戒される内容でしたね。

9月の米利上げ確率は6割前後まで高まりましたが、トランプ米大統領がFRBに利下げを求め続けていることもあり、そこから利上げ加速への警戒が膨らむことはありませんでした。米SOX指数も高かったです。

 

さらに、ベッセント米財務長官の度重なる発言で、日本の財政悪化や長期金利の急上昇への懸念は後退しています。

「良い」円高も進んでいる(円は対ドルで155円台後半まで上昇)とあって、半導体関連を中心に日本株は買いやすい雰囲気でした。

そんな中、今晩のNY市場が休場ということで、外部要因による売り圧力も薄い。するすると上げていった、という一日です。

 

主役はやはりAI・半導体でした。

先週公開されたOpenAIのAIモデル「GPT-6」(Astra)への性能評価が高く、出資するソフトバンクグループが+11.2%の高値引け。キオクシアは+9.3%でした(売買代金は1兆8,000億円台)。

東京エレクトロン+4.7%、アドバンテスト+4.2%、イビデン+8.4%、レーザーテック+7.3%。

 

日経平均への新規採用が決まったKOKUSAI ELECTRICも+7.6%と買われています。

反対に、除外が決まったコニカミノルタは-5.7%と4日続落。採用を見送られたFOOD & LIFE COMPANIESも失望売りで-5.1%でした。

 

東証プライム市場の値上がり比率41%、売買代金8兆円で先週末比-3.5%と、全体が盛り上がったわけではありません。

業種では銀行や保険、医薬品が安くなりました。

 

一方、グロース250指数は-0.7%と反落。

先週金曜日に上げすぎた反動もあるでしょうし、半導体関連主導の相場になるとこうなるのは仕方ない面もあります。

 

ティアフォーが-16.1%と大幅安で、自動運転で下げるものが目立ちました。一時買われていたTerra Droneもマイナス引け、GOも-10.5%です。

直近IPOのエブリー-17.4%、ビーエイブル-9.3%、チャットプラス-7.3%なども大きく下げて、これまで中小型株を引っ張ってきた株が崩れましたね。

 

ただ、東証グロース市場の売買代金は5,500億円超の大商いです。

オンコリスバイオファーマ+7.7%、アストロスケール+3.8%、QDレーザ+5.0%といった主力や、材料系のアスタリスク+13.9%が買われました。

 

東証スタンダード市場でも、豊和工業がストップ高の+26.5%、名村造船所+5.8%。半導体系ではAIメカテック+10.8%、精工技研+6.4%、フェローテック+8.0%が大きく上昇しました。


中小型株にも資金はまだ集まっていて、ここは素直にポジティブと見ています。

 

今週は米国のPPI・CPIが控えていて、週半ばからは動きにくくなりそうです。明日は5年利付国債の入札もあります。

あとはメジャーSQをにらみながらのプレーとなります。

 

 

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公開日時:2026年9月6日23時47分

 

【総評】

投資主体別売買動向・現物先物合算(8月第4週、8/24~8/28)

現物と先物を合算した投資主体別の売買は、海外が2週連続の売り越し(-300億円)、個人は2週ぶりの売り越し(-1,400億円)。

同週の日経平均は堅調。TOPIXが前の週から7日続伸するなど幅広い銘柄に買いが入るなかで日経平均も小幅ながら上昇。

そのなかで海外は現物(-1,300億円)を中心に売り越し。個人も売り越し。

信託も売り越し(-2,100億円)となるなかで事法(+2,000億円)による自社株買いが相場の支えとなった。

 

GPIFは、9月第1週においても、積極的な日本株ウェイト調整売りを実施、推定で5千億円の売却と試算されている。

今月は上期締めでもあり、経験則では日本株ウェイトは25%を超過しないと思われ、この観点からいくと、日本株は売り余地があるといえよう。

足元の日本株ウェイトは25%を若干下回っていると推定されるが、あと数千億円は売ると想定している。

 

インデックスイベントでは日経平均入替が公表された。

素直に、採用銘柄の買い場を探したいところである。

 

また、次期TOPIXに関しては、8月の算定期日を通過、これにより、除外・採用候補がリストアップされてきている。

【以降、会員様向け情報です】

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