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公開日時:2026年6月17日17時34分

 

本日の日本株は、日経平均が+0.7%の69,902円、TOPIXは+0.6%と、ともに終値での最高値を更新し、日経平均は5営業日続伸となりました。

ただ中身を見ると、手放しで強い、という一日ではなかったように思います。

 

昨夜の米国市場はS&P500が-0.6%、ナスダックが-1.2%、なかでもフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が-5.7%と大きく崩れました。

これを受けて朝方の日経平均先物は68,800円台まで売られ、寄り直後には現物指数は一時400円超下げる場面も。

それでもそこから次第に持ち直したのは、ホルムズ海峡の再開期待や米イランの合意観測から原油が一段と下落(WTIは一時75ドル台と約3カ月ぶりの安値)し、投資家心理が改善したことが大きかったですね。

東証プライムの売買代金は10.4兆円とむしろ減少気味で、明日未明の米FOMC待ちの様子見ムードが基調。その割に、ここまで戻したという印象です。

 

注目は、SOXが5%超も下げた地合いで日本の半導体関連が逆行高したこと。

レーザーテックはASML関連のニュースを材料に+13.2%と急伸、イビデン+6.9%、太陽誘電+3.2%、村田製作所+3.2%も買われました。

もっとも、主役のはずのキオクシアは+1.4%にとどまり、ソフトバンクG-3.1%やアドバンテスト-0.9%はマイナス。

主力どころより物色が周辺に散った感じで、正直なところ力強さはあまり感じませんでしたね。原油があれだけ下げた割に、指数の上昇幅が限られたのも同じ文脈かと思います。

 

そのぶん、テーマ株の物色は活発でした。データセンター、水晶振動子、防衛、造船、核融合・原発関連、フィジカルAI、ネットセキュリティ、AI、SaaS、ペロブスカイト太陽電池あたりの上昇が目立ちました。

セクターとしては、前日の日銀利上げ(政策金利1.0%・31年ぶりの水準)を受けて銀行株がしっかり、寄り前に発表された機械受注の数字が良かったことで機械株にも買いが入りました。

 

一方で中小型株は、前日の反発の勢いを活かせず弱含み。

とりわけパワーエックス-17.9%が、ロックアップ明けの売り圧力を警戒されてストップ安となったのが痛かったですね(昨日あれだけ上げたのに…という感じですが)。

Terra Drone-8.3%、QDレーザ-9.3%、データセクション-5.5%といった主力どころも大きく連れ安となり、宇宙関連はまちまち。

 

そんな中、昨日新規上場のGOが東証グロース市場の売買代金1位で+1.9%とまずまずだったのは良かった点。

GNI+2.0%やオンコリスバイオファーマ+5.9%などのバイオ、タイミー+2.2%も買われていました。

 

明日はいよいよ、ウォーシュ新議長を迎えての米FOMCの結果待ちとなります。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24222/

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公開日時:2026年6月16日23時49分

 

かつて「宇宙環境を守る研究開発型ベンチャー」と見られてきたこの企業は、いま市場の評価軸そのものが書き換わる局面に立っています。

背景にあるのは、宇宙空間が経済と安全保障の双方を支える「社会インフラ」へと位置づけ直されているという、世界共通の構造変化です。

 

主要国が相次いで宇宙防衛戦略を見直し、軌道上での監視・点検や燃料補給といったサービスを国家の能力として組み込み始めたことで、この分野の需要は一過性のブームではなく、中期的な政策の追い風として立ち上がりつつあります。

 

足元では、実質的な事業規模を示すトップラインが前期比で大きく拡大し、採算性の面でも重要な節目を通過しました。

先行投資による営業赤字はなお続くものの、「一品一様の実証案件」から「共通基盤を使った継続受注」へとビジネスの型が変わりつつあり、収益構造の転換が視野に入ってきています。

 

直近では数百億円規模の戦略的資金調達を完了し、生産能力の増強と継続受注体制づくりへ一歩踏み出しました。

希薄化を警戒した売りで株価は調整しましたが、だからこそ「構造変化の入口」を仕込む好機になり得ると私たちは考えます。

 

株価は中期で30%後半のアップサイドを見込みます。

 

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公開日時:2026年6月16日21時28分

 

今日の日本株は、日経平均が取引時間中に初めて7万円台に乗せ、終値ベースでも最高値を更新しました。

 

注目の日銀金融政策決定会合は、想定通り政策金利を1.0%へ引き上げ。31年ぶりの水準ですが、利上げ自体は織り込み済みで、声明はややハト派的と受け止められ、株はポジティブに反応しました。

 

日経平均は発表後に上げに転じて一時70,020円まで上昇、終値は前日比+0.1%の69,404円。TOPIXは−0.2%、グロース250は+0.2%と、指数そのものは小動きでしたね。

ただ、昨日の上げの大きさを考えれば、ここで崩れず高値圏を維持しているだけでも、非常に強いマーケットが続いているという感じです。

 

一時7万円を超えたところはさすがに達成感が出て、その後は伸び悩みました。とはいえ、東証プライムの売買代金が微増ながら11.9兆円まで増えてきたのは、買い圧力の強さの表れだと思います。

金利面では、短期金利はやや低下した一方、長期金利は上昇(10年債利回り2.645%)。これを受けて、その他金融など金融関連もしっかりした動きでしたね。

 

今日も主役はキオクシア+4.2%。村田製作所+4.7%、太陽誘電+4.7%のMLCCコンビも強く、このあたりのAI関連が日経を押し上げました。

そしてもう一つの主役がJX金属+18.6%。光通信向けのインジウムリン基板の生産能力増強に、2030年度までに1,200億円を投じると発表し、急騰となりました。

ここからの連想で北川精機+18.7%、メイコー+14.6%といった基板関連も大幅高。電線も金属つながりで強く、フジクラ+9.0%、住友電工+6.9%、SWCC+7.2%、さらに三井金属+8.5%と、非鉄・銅まわりに資金が集中しました。TOPIX非鉄金属指数は+6.8%と、断トツの強さでしたね。

 

半面、その分かりやすいところ以外はまちまちで、全面高ではありません。

原油安を背景に鉱業は−3.1%と最も弱く、不動産、建設、卸売といった内需・金利敏感のセクターも重い一日でした。

 

中小型は、やっと少し反発してきました。

 

新規上場のGOは公開価格比+10%高で着地し、ひとまず安心感を与えています(寄り付きはもっと高かったので、力強いとまでは言えませんが)。

 

パワーエックスが+17.0%と大きく戻したのも、全体の雰囲気改善にかなり効いた印象です。

宇宙関連はアストロスケール−8.6%など下げる銘柄も目立ちましたが、Synspectiveが+1.8%と、ようやく下げ止まりの雰囲気。QPS-1.9%やアクセルスペース-2.1%は、チャート的には下値が固まりつつあり、この2銘柄は買いからプレーして面白そうなところです。

 

証券会社の格上げが出たタイミーは+12.2%。

決算(というよりニュース材料の色が濃いですが)でTerra Droneが+20.7%と買われ、FUNDINNO−11.2%やHUMAN MADE−5.1%の弱さを埋め合わせて、中小型全体の底上げにつながりました。

 

スペースXが時間外でも10%近く上昇するなど、需給主導の色は残しつつも、グローバルのブルマーケットは継続しています。

日経平均も再び上値を試しに向かう流れですね。ネタニヤフ首相まわりの中東情勢は気がかりですが、基本的にはまだ上を狙っていける局面だと考えています。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24199/

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公開日時:2026年6月15日19時57分

 

今日の日本株は、日経平均(+5.0%)で、上げ幅3,297円は史上2位。TOPIXも+3.0%の3,999.60で最高値更新。

一時は日経で69,682円と7万円が意識される場面もありました。

 

週末に飛び込んできた米国とイランの和平合意(軍事作戦の停止、19日にスイスで署名式の見通し)で、中東情勢への警戒が一気に後退しました。

原油はブレントで-4%程度と供給不安が剥落し、何より日米ともに金融市場最大の懸念だった金利が低下。重しが取れてのリスクオンに、売り方のショートカバーも加わって、日経平均は+5.0%の69,317円と史上初めて6万9000円台に乗せました。

 

正直、週末のイラン終戦期待は「プロセスが順調に進むとしても、そこそこ良いニュースは出尽くし」と思っていたので、ここまでの大幅高は少し驚きでした。

ただ、午後は伸び悩んでの引け。東証プライムの売買代金は11兆円で、これだけ動いた割には超大商いというほどでもなく、好需給は続いているものの、ここから需給だけでさらに上を買い上がっていくのは少しつらいかな、という感じもします。

一方で、インフレ懸念の後退もあってか、空運・建設・機械・ゴムといった普段とは違うセクターに物色が入ったのは興味深かったです。イラン情勢悪化で売られてきた自動車・化学あたりへの買い戻しも広がり、TOPIXは構成銘柄の約7割が上昇と、中身も伴った上げでした。

 

個別銘柄で主役は今日もやはりキオクシア。売買代金3兆円超で+12.0%と、相場全体を引っ張り続けています。

金曜には息切れしていた村田+17.6%、太陽誘電+22.6%のMLCC勢が今日は逆に大幅高で復活、東京エレクトロン+7.0%、アドバンテスト+7.7%、ディスコ+6.7%、イビデン+19.1%、レーザーテック+9.8%、ソフトバンクG+10.3%も売買代金上位で大きく上げ、新旧の主役がそろい踏みの大幅高でした。

SUMCO+17.8%、TDK+11.5%、KOKUSAI+12.2%あたりまで物色が広がり、トヨタ+4.6%など出遅れ組にも買い戻しが回りました。

 

一方で、中小型株は全く別の景色で、グロース250指数は-1.6%と大型株主導の上昇についていけず。特にスペースXの上場成功で、宇宙関連が「用済み」とばかりに換金売りを浴び、アストロスケール-21.0%、QPS-16.8%、SYNSPECTIVE-15.6%、アクセルスペース-14.7%と軒並み急落。

雰囲気の悪化で主力のパワーエックスも-6.9%、戦争終結でドローン関連のLiberaware-28.9%、TerraDrone-10.5%も大きく売られました。

 

とはいえ、QDレーザ+5.7%、データセクション+5.8%、タイミー+5.5%、千代田化工建設+7.8%、名村造船所+6.2%、メタプラネット+12.1%などはしっかり上げており、中小型が全部死んだわけではありません。

物色の循環は明日以降に期待したいところです。

 

大型株は、この勢いでこのまま上も見てみたい気はしますが、どちらかというと、さすがにいったん出尽くしで一服、という線の可能性も増してきた点には注意したいと思います。

明日は日銀の金融政策決定会合の結果も出ますね。また明日に期待です。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24196/

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公開日時:2026年6月14日21時22分

 

 【総評】

投資主体別売買状況・現先合算(6月1週、6/1~6/5)

海外が2週連続の売り越し(-5,900億円)、個人は2週連続の買い越し(+5,000億円)。

同週の日経平均は乱高下。AI関連が大きく売られたり買い戻されたりと荒い値動きのなかで、海外は先物(-5,100億円)を中心に売り越し。

個人は現物(+3,100億円)、先物(+1,900億円)ともに買い越しで、買い主体筆頭となった。個人の押し目買いと事法の自社株買いが相場を支えた。

一方で、信託(-500億円)に関しては大きな動きは見られなかった。

 

6月末までの配当金支払い(からの現物再投資期待)については、18日(木)に2,700億円程度が見込まれている。

 

1】現在進行中のインデックスイベント

  • FTSE Blossom(6/19) 
  • FTSE Blossom SR(6/19)
  • S&P Carbon (6/19)
  • MorningS GenDi(6/19)

上記の4つのリバランス(6/19実施)は、トータル片側3千億円のサイズ感となる見込みで、小さくはない。

総合すると、

【以降、会員様向け情報です】

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