公開日時:2023年10月29日9時06分

 

【総評】

年内最大級のインデックスイベント、10月のTOPIX FFWリバランスが進行中である。(リバランス片側1.6%、金額にすると約1.5兆円)

東証の日々の売買代金34兆円であり、非常に大きなリバランスである。

引値ギャランティの引き合いは、10/27の日中から始まっているようで、その影響が微妙にリバランススプレッドに影響を与えている。

当然、対応準備の証券会社自己は、10/27に行動を起こしている可能性が高い。

 

1.現在進行中のインデックスイベント 

  • TOPIX 10月30日月末リバランス(FFW公表10/6)
  • Russell/Nomura 11月17日定期見直し(公表11/1)

 2.今後のインデックスイベント

  • TOPIX 11月29日月末リバランス(公表11/8)
  • MSCI 11月30日定期リバランス(公表11/15)
  • FTSE 12月15日定期リバランス
  • 配当再投資先物買い(12/27,28、権利付き最終12/27)
  • TOPIX 12月28日月末リバランス(公表12/7)

3.スケジュール一覧

 

 

1.現在進行中のインデックスイベント  

  • TOPIX 10月30日FFWリバランス(FFW公表は10/6)

10月TOPIXFFWリバランスは、リバランス片側1.6%、金額にすると約1.5兆円、年内最後の最大規模のイベントとなる。

買い方向筆頭であるゆうちょ銀行は、予想されていたのでサプライズ無し。

売り方向筆頭の東芝はTOB成立銘柄で、年金系の多くはTOB申し込みで既に保有していない(キャッシュになっている)。一方で、ETFに関しては、多くの場合でパッシブスケジュール通りに行動をとることから、リバランス通り売りとなろう。実際のリバランスでは、計算値の半分以下の売り株数となると思われるが、スクイーズアウト(買い取り)=TOB価格(4620円)で固定されているため、鞘取りの買いも多く入ってくる事から、売りインパクトは気にしなくてよい。

業種的には、売り方向上位で電機(東芝)、情報通信(NTT)、精密(HOYA)、小売、買い方向上位で卸売(商社)、銀行(ゆうちょ)、化学(信越)、海運となっている。

主な銘柄は、

売り銘柄:東芝(6502)1,500万株(半分として)、NTT(9432)6億株、みずほ(8411)2,500万株、HOYA(7741)350万株

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/mm/18657/

公開日時:2023年10月27日19時09分

昨夜の米株が弱かったから今日の日本株も弱いと思っていましたら、米現物株市場引け後に発表されたアマゾンとインテルの決算が良く、各々の株価が市場外で値上がりしていた影響もあって、本日の日本株は強い展開となりました。

 

強かったのはもちろんそれでいいのですが、引き続き米株次第の主体性のないマーケットが続きます。上下の方向性が全く出ません。

 

いよいよ来週はイベント週。日本では日銀金融政策決定会合や企業決算発表の前半のピーク、米ではFOMCもありますし雇用統計など重要指標の発表が目白押し。数字がどうなるか、そしてそれに対する株価のリアクションがどうなるのか、非常に読みづらく、逐次臨機応変に対応していくべき局面です。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18614/

公開日時:2023年10月26日17時40分

今週初めに米長期金利が下がった要因は、やはり一時の需給だけだったのかという感じで、昨夜は米10年債利回りが再度5%に向けて上昇し、そしてそれを嫌気して米株は下落するいつもの的な展開となっておりました。

 

本日の日本株はやはり連れ安となりました。ドル円がその手前のレベルで均衡していた150円の壁を突破し、為替介入も無くスルスルと一時150円80銭近くまでの円安となりましたが、だからと言って輸出株などの支援材料になった感じもなく、日経平均-2.1%、TOPIX-1.3%とむしろ輸出株は弱いぐらいの値動きとなりました。米半導体関連株が弱かったのも一因ではありますが、円安も株高に効かないとなると、なかなか株価を支える材料がありませんね。日本の金利もも上昇しましたが、銀行株が強いということも無かったです。

 

引き続き日経平均で30,487.67円、そして30,000円を切るか切らないか、需給で動くマーケットでのサポートレベルを探る状況が続きます。

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18611/

公開日時:2023年10月25日17時40分

本日は特に材料もなく、昨夜の米株が上げたから日本株も上げた、だけといった感じでした。東証プライム市場、東証グロース市場ともに昨日よりも売買代金が減っており、上げはしたものの閑散と言った雰囲気でしたね。

 

上昇するのにモメンタムが必要な中小型株は、昨日上げ過ぎたということもありますが、東証マザーズ指数の-0.6%に見られるように全般的に弱い動きとなり、また、このマーケットはこうすべきといった兆候も未だつかめない状況も続きました。弊社リサーチのコラム推奨銘柄で言いますと、今日はファンダメンタルズの良さが評価されて強いものと、バリュエーションの高さが嫌気されて弱いものとハッキリ分かれている感じでしたが、これも日替わりで雰囲気が変わるので、調整のしようもトレンドのつかみようもなく、引き続き様子見しかできない感じが歯がゆかったです。

 

需給、あるいは米株というか米長期金利に振らされるマーケットが続きます。その米長期金利も、10年債利回りが5%から下がったのは、米著名債券投資家の行動(「現在の長期金利で債券をショートし続けるのはリスクが高すぎるのでのショートポジションを解消した」、つまり利回りが高すぎるということ)によるものが大きいとなれば、ほんとに需給相場でしかないという感じです。じっとチャンスを待つしかなさそうです。

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18609/

公開日時:2023年10月24日16時39分

昨夜は米10年債利回りが大きく下がった割には米株が上がらず、株式市場は何をどうしても下げてしまう状態に突入かと心配されまして、実際午前中の日本株は日経平均で前日比-1.4%ぐらいまで売られていたところ、後場引けに向かってプラス圏まで戻す粘りを見せてくれました。

 

お昼にバイデン米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相がパレスチナ紛争で協議することが伝えられたからか、日経平均が10/4ザラ場安値30,487.67円を切らずに踏ん張ったからかは分かりませんが、ファンダメンタルズ的な買いというよりはショートカバー的な買いで上がった感じでしたね。

そうなりますと中小型株にもやはりショートカバー的な買いが入り、東証マザーズ指数は+2.5%と大幅に反発、引けで651.09ptと節目の650ptを回復しました。一安心ではあります。

 

ただ、東証プライム市場、東証グロース市場の売買代金は昨日より大幅に増加したとは言うもののまだ低水準であり、ファンダメンタルズ的な買いもあまり見られなかったことから、大型株、中小型株が底を打ったという判断には今日はまだ至りませんでした。いまだ需給相場が続きますので、理由は何であれ明日以降も引き続き上昇するなら上昇相場になるだろうし、反落するならやっぱりダメで更に下を目指すのだろうし、動きによってしか動きが予測できない、困ったマーケットが続きます。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18607/