公開日時:2024年7月5日18時12分

昨日の米国が休日だったということが影響した(買い手が減少した)でしょうか、あるいは週末前に少し利食いをということもあったでしょう。日経平均-0.0%、TOPIX-0.5%と、連日の史上最高値更新とはなりませんでした。

 

三菱重工は今日も売買代金1位で+0.7%と頑張りましたが、今週強かった海運業指数が今日のワーストパフォーマーだったり、他に非鉄金属、鉄鋼など景気敏感株が売られ、自動車株も銀行株も弱いということで、明らかに利食いの動きとなっていました。ただ、指数にしても個別銘柄にしても大きく下げているわけではありませんので、健全な調整といったところでしょう。

 

来週はETFの分配金捻出売りがいよいいよ出てきます。それを狙ってのヘッジファンドのショートポジションが、意外高の展開でショートカバーをさせられて上げに拍車がかかったというのが今週の動きですので、であればショートが残り少なくカバーがあまり入らない来週はやっぱり下げるということもあり得ます。今週上げたことにより楽観論が台頭していますが、それほど楽観視できるものでもないと考えています。ただまあ、だから売れという訳ではなく下げれば買えばいいだけというスタンスですので、大した話じゃないといえばないですね。

 

グロース250指数は+0.5%と反発し、ちゃんと順番で今日は中小型株の日となってくれました。主力のカバー+4.4%が東証グロース市場の売買代金1位だったのが市場正常化のいい傾向だと思ったり、みんな大好きPostPrimeが+10.3%と大きく反発したので雰囲気が良くなっただけのかと思ったり、まだ良ファンダメンタルズ銘柄が総出で上昇のようないいマーケットになってはいない気がしますが、ともかく指数がちゃんと上がるのはいいことでした。

ETFの分配金捻出売りに東証グロース市場銘柄は関係ないですから、来週は中小型株の注目が高まると考えています。中小型株のポジションを少し増やし気味で勝負していきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19954/

公開日時:2024年7月4日16時00分

昨夜発表の複数の米経済統計が米利下げ観測を強めるもので米株が強く、あるいは別にバカにはしていませんでしたが、バカに出来ないトランプ・トレードの強さというかがあり、日経平均、TOPIXともに史上最高値を更新致しました。

日本株は買いたいけれども買い材料に欠けるといった先月まででしたが、トランプ新大統領が誕生するのであれば色んなことはともかく財政拡張、からの景気敏感物色ということで、グローバル株式のなかで一番景気敏感となっている日本株が買われるのは必然と言えば必然でした。対中国強硬姿勢も意識され、中国に戻りかけていた資金の流れが再び日本に戻ってきているというのも需給要因として大きそうです。

 

景気敏感株主導、そして海外投資家の買い主導の上昇ということで、銅などのコモディティ価格上昇により強かった非鉄金属株(住友金属鉱山+7.7%など)を筆頭に、商社株、海運株、機械株などが強く、そして個別では今日も三菱重工が売買代金1位で+3.9%、他にソフトバンク+4.5%やみずほF+3.5%などTOPIXコア30採用銘柄のような超大型銘柄が大きく上昇しました。三菱重工の上昇は、防衛省との契約で架空取引があったことが報じられた川崎重工-7.3%からの乗り換え買いも一因でした。

 

グロース250指数は+0.1%と伸び悩みました。特に後場になってからズルズルと下げ、いつもの悪い癖が出てしまったようです。ただまあ今日は史上最高値更新の大型株に関心が集中していましたので、しょうがないところです。また明日以降の勝負となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19950/

公開日時:2024年7月3日19時10分

昨夜の米ナスダック総合指数、S&P500指数が終値での史上最高値を更新しまして、それを受けた日本株は今日も日経平均+1.3%、TOPIX+0.5%と上昇しました。米金利の利下げが意識され、円安が161円台後半まで進んだのも今日は素直にポジティブに評価されました。

 

何と言っても今日の主役は三菱重工、とIHIや川崎重工などの防衛関連株。三菱重工は売買代金1位で+6.5%の大幅上昇となりました。ほぼトラの流れ(トランプの、米頼みではなく各国での防衛力強化を要求する姿勢による)が続いています。バリュエーション的にはさすがにもう高いところまで来ていますが、あとは勢いでどこまで行けるかですね。半導体関連銘柄物色に飽きがきての主役交代ですから、息は少し長そうです。その半導体関連銘柄は今日は強く、一方で銀行など金融株は弱かったです。半導体関連銘柄では、村田製作所+6.4%のように、装置メーカーから部品メーカーのほうに流れが少し移ってきているようです。

 

今日も日経平均主導の上昇であり、ショートカバー主導の怪しい雰囲気も感じましたが、4万円台を固めてくれるのであれば、後から実需の買いもついてきそうです。ただ、今日の東証プライム市場売買代金は前日比減少するなど若干の需給不安はあり、そして欧州政治不安は続きます。明日はイギリス総選挙投開票です。

 

グロース250指数も+1.1%と強く、やっと反発となりました。TOPIXの上げ率には勝っていますし、650も回復しましたので、まずまずといったところです。ですが、東証グロース市場の売買代金上位をみると、Chordia Therapeutics+9.2%、Prism BioLab+17.6%、ELEMENTS+20.3%、(カバー+2.5%を挟んで)、+20.8%といた5傑になっており、値動きの軽い系銘柄主導の上昇という感じが続きます。まあこちらも、大型株の日経平均主導と同じで、今はそうでもそこから良ファンダメンタルズ銘柄に資金循環がいい形で向かえばいいことです。今日も良ファンダメンタルズ銘柄はしっかりしたものが多かったですが、需給改善による大幅上昇が欲しいですね。もう少し待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19946/

公開日時:2024年7月2日19時37分

昨日のリスクオンの流れを引き継ぎ、日経平均+1.1%、TOPIX+1.1%と続伸しました。日経平均は4万円台回復、TOPIXはバブル後高値更新です。ドル円も161円台後半と約38年ぶりの円安でした。


日米ともに金利上昇が継続し、今日も金融株、海運など景気敏感株が強く、昨日と同じような動きとなりました。ですが今日はTOPIX主導の上げという訳ではなく、特に後場ですが日経平均の強さも印象的でした。東証プライム市場の売買代金が昨日は3.9兆円弱でしたのが今日は4.5兆円超と増えており、日経平均に海外投資家の買いが入っていた感じですね。

 

ただ、こういう買われ方はショートカバーの匂いも強いですので、せっかく上昇相場を示唆するサインがせっかく色々出てはいるのですが、注意が必要です。バイデンvsトランプの公開討論会以降、もしトラというかほぼトラは株価にポジティブということで株は買われてはいますが、バイデンが大統領選から降りるという選択肢も残っていますし、欧州政治不安もまだ終わっていません。基本買いスタンスではありますが、少しだけ引き気味でというところでしょうか。

 

グロース250指数は-0.5%と今日も下げました。朝イチは強く、今日は順番的にグロースのターンが来た!と思わせたのですが、すぐに失速して、そのまま引けまであまり変わらずでふらふらという感じでした。ですが、後場にズルズル売られる悪い癖がでなかったのはいいサインだと思います。

 

今日の指数の下げ-3.2ptは、サンバイオ(-13.5%、指数-2.1p分の下げ)の下げで説明できる部分が大きいです。その他セルシード-11.3%、PostPrime-10.9%、ELEMENTS-15.2%、ペルセウスプロテオミクス-11.2%と、派手な値動き系の銘柄がグロース市場売買代金トップ5を占めていてかつ大きく下げ、雰囲気を悪くしていました。

 

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19943/

公開日時:2024年7月1日19時44分

金利の動きや為替の動きも色々ちょいちょいありましたが、フランス国民議会選挙の第1回投票がほぼ想定通りの安心できる結果(極右政党RNが首位ではあるが大きく独走ではない)でユーロ高となり、少しリスクオン気味になったため日本株も上昇、というのが一番しっくりきそうです。

材料が特段強いものではないので、日経平均+0.1%、TOPIX+0.5%にとどまりましたが、TOPIXは終値ベースでのバブル崩壊後高値更新でした。日銀短観で大企業製造況の景況感が改善し、円金利が上昇したため金融株や、海運など景気敏感株が強かったです。

 

グロース250指数は-1.8%と続落し、月が改まり仕切り直しでの上昇とはなりませんでした。東証グロース市場の売買代金上位順に、PostPrimeが+29.5%、ELEMENTSが+14.7%と大きく上昇した銘柄がありましたが、それに続くサンバイオ-7.6%、インテグループ-15.9%、エヌ・ピー・シー-5.7%、カバー-2.1%と弱く、一部銘柄は強いが主力は弱いといった感じで、全体の雰囲気はあまり良くありませんでしたね。セルシード+22.6%やペルセウスプロテオミクス+18.2%などバイオ関連銘柄だけが強かったという印象です。

 

今日は大型株に目が向いてましたし、中小型株が月初に弱いのはパターンではありますので、明日に期待したいと思います。

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19940/