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公開日時:2026年7月28日18時46分

 

本日の日本株は、日経平均-4.0%、TOPIX-2.5%、グロース250指数-2.6%と大きく崩れました。

 

昨夜の米SOX指数が-2.2%と下げ、日経先物も下げていましたので、ある程度下がるのはしょうがないところでしたが、日本時間に入ってそこから更に下げ足を強めたのは、少し驚きでした。

指数先物の売りに加え、現物の売りも重なって下げが加速した印象です。

後場の寄り付きやその後の値動きを見ていると、信用買いポジションのあきらめ売りや、追証を意識した売りも相当あったのだろうと思います。

 

ただそれでも、キオクシア-18.3%(ストップ安)の売買代金が減っている(本日1.8兆円。大きい金額だがかつての3兆円とかではない)からでもありますが、東証プライム市場全体の売買代金は9.2兆円にとどまり、セリングクライマックスというほどの商いではなく、あく抜け感は出ませんでした。

前場で売り切った後は後場は何もしたくないといった値動きも見え、日米の金融政策決定やSKハイニックスなど主要企業の決算といったイベント通過を待ちはまだ強く、上方向へ転換は難しそうです。

 

業種でみると、非鉄金属-6.9%、電気機器-6.2%と、半導体・AI・データセンター関連が今日もひどい下げでした。

その一方で、ゲーム・エンタメでは任天堂+3.1%、ソニーグループ+2.5%、東映アニメーション+1.1%が堅調。

インバウンドではファーストリテイリング+3.3%、クスリのアオキホールディングス+4.9%が買われ、ディフェンシブでは食料品+0.8%、日本マクドナルドホールディングス+2.3%がしっかり。

ソフトウエアでは富士通+6.3%、日本オラクル+1.1%が強く、半導体関連の下げとは対照的な物色が今日も続きました。

 

中小型株もそれなりに売られましたが、半導体関連が悪いのはしょうがないとして、相場の主役で雰囲気を作れる銘柄である、テラドローン-19.7%、パワーエックス-14.5%、直近IPOのLiNKX-16.2%の下げがきつかったのがつらいところです。

 

値動きの大きいグロース銘柄は軒並み大きく下げていて、ファンダメンタルズよりも需給で動く展開が続いています。

大型株同様、理屈がどうこうというより、落ち着かない売りが出る状況が終わるのを待つしかなさそうです。

 

(参考)キオクシアはストップ安の手前近辺で商いが膨らんでいました。

【以降、会員様向け情報です】

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公開日時:2026年7月27日20時05分

 

本日の日本株は、日経平均+0.5%、TOPIX+1.4%、グロース250指数+1.3%と反発しました。

 

米イラン双方での攻撃一時停止でこの程度の上げかという感じではありますが、東証プライムの値上がりは1,397社で89%、値下がりはわずか139社と全面高。

原油の大きな下げが広範なバリュー株に効き、空運+4.8%、ゴム製品+3.6%、鉄鋼+3.0%といった業種が買われました。

債券も買われて、利回りが低下し、不動産や建設、REITにも追い風が吹きました。

 

個別銘柄では、大型では日本航空+5.3%、ANA+4.4%、日本製鉄+3.2%、東京電力ホールディングス+3.9%あたりが目立ちました。

ゲーム・エンタメで任天堂+6.6%、バンダイナムコホールディングス+7.5%、サンリオ+7.4%、オリエンタルランド+5.6%、ソフトウェアでベイカレント+9.0%、SHIFT+9.3%、オービック+7.0%、富士通+6.2%、野村総合研究所+5.3%、インバウンドでは資生堂+7.6%といったところが買われました。

 

半導体関連は、信越化学工業-8.3%、フジクラ-5.8%、住友電気工業-4.6%と下げました。

キオクシアホールディングス-2.6%が下げ止まらないことには、といった感じです。

 

先週は半導体関連が買われる一方、ゲーム・エンタメ側は売られていましたので、今日はきれいに逆転といったところです。

 

面白いのは、この選別が新興市場でも同じように起きていることです。

グロース市場では、カバー+22.2%、Amazia+7.9%、ブシロード+7.4%と、ゲーム・エンタメが買われ、主力のパワーエックス-4.5%、QPSホールディングス-4.4%、QDレーザ-5.7%とAI・宇宙系などが売られました。

 

今日は中国の半導体メモリ大手CXMTが上海に上場し、市場関係者の目はここに奪われていましたし、韓国のレバレッジ型ETF規制、今週の米ハイテク決算も控えていて、日本の半導体関連は買いづらい。

米FOMCや日銀金融政策決定会合待ちというのも、半導体関連をさらに買いづらくさせています。

もう大きく下げましたので、ここは投げ売りするところではなく、さらに下がるようなら買いたいところですが、我慢の展開はまだ続きそうです。

 

しばらくはバリュー株でのプレーでいきましょう。

 

 

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公開日時:2026年7月26日23時28分

【総評】

投資主体別売買状況・現先合算(7月3週、7月13日~7月17日)

海外が2週ぶりの売り越し(-4,500億円)、個人は3週ぶりの買い越し(+6,000億円)となった。

 

同週の日経平均は大幅安。ASMLやTSMCなどが好決算を発表したが、AI半導体関連は売りが優勢となった。

そのなかで海外は順張りで売り越し、個人は逆張りで買い越しのかたち。

また、信託銀が先物を中心に売り越した(-2,000億円)が、EFP(現物売り買い)が混在しており、実質の数字としては若干精度が劣る。

 

さて、GPIFに関する政府要人、特に片山財務大臣の「GPIFのアロケーションを国内回帰させて円安回避」的な発言が注目されている。

しかし、GPIFは運用パフォーマンス最優先であり、円安対策として活用されるものべきものではない。

また、伝統的4資産のウェイト中央値を変更、または、実質的なバッファーの拡大(現在±1%での運用)に関しては、最終的にGPIFの説明責任に直結する話であり、検討するにも時間が必要となるだろう。

したがって、今の所、アロケーション変更は無いというのがメインシナリオである。

 

【1】現在進行中のインデックスイベント

  • TOPIX FFW(10〜12月決算銘柄)リバランス(7/30)

片側7千億円のリバランスとなる。

売り方向がメインのリバランスで、特にトヨタの自己株消却分の3,500億円売りが大きい。

 

金額上位

売り:トヨタ(7203)、豊田通商(8015)、レゾナック(4004)、きんでん(1944)、ネクソン(3659)

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公開日時:2026年7月24日20時33分

 

本日の日本株は、日経平均-2.7%、TOPIX-1.1%、グロース250指数-1.9%と下落しました。

中東情勢の悪化(原油高からのインフレ懸念、金利(利回り)上昇)、米国でのAI投資への懸念、そして韓国によるレバレッジ型ETF規制の前倒し、さらに米新関税と悪材料目白押しでした。

 

中身を見ると、下げが小さかったのはTOPIX、バリュー株。医薬品、保険、陸運、食料品といったディフェンシブは、この地合いでもプラスでした。

逆に売られたのが日経平均、グロース、そして半導体関連です。

 

キオクシアは-9.5%、売買代金2.4兆円。

少なくともこのキオクシアが上昇して市場全体の売買代金が3兆円を超えてくるか、あるいはキオクシアに代わる次のリーダーが出てくるか。(来週31日にキオクシアの決算。)

 

昨日も書きましたが、いまは決算発表シーズンの本格化前、そしてお盆休暇前です。(決算ではディスコが本日-12.3%と急落しました。)ただ海外は来週がヤマで、メタ、マイクロソフト、アマゾン、SKハイニックス、サムスン電子と並びます。

28日から29日にFOMC、30日から31日には日銀の金融政策決定会合もありますし、米経済指標も出てきます。

 

東証プライム市場の売買代金は8.4兆円と枯れ気味で、リスクを取りにいく買い手がいません。

待ちが大事な局面となっています。



今週もお疲れさまでした。

 

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公開日時:2026年7月23日23時41分

 

評価軸が「AIに仕事を奪われる業種」から「AI導入の実行を担う側」へ切り替わる転換点

 

コンサルティングは、いま株式市場で最も誤解されている業種のひとつかもしれません。

生成AIが分析も資料作成も代替する以上コンサルタントは縮小する――その解釈が、この分野の関連銘柄に一律で厳しい評価を強いてきました。

 

しかし現場で起きているのは逆のことです。

AIを導入したい企業ほど、どこに適用するかを決められず、導入後に定着させられずに立ち止まっています。

AIは仕事を奪う前に、まず「AIをどう入れるか」という案件を大量に生み出しているのです。

 

今回取り上げるのは、その領域で急拡大している総合コンサルティング企業です。

「人としての伴走力」を軸に人材を育てる独自のやり方で、プロジェクトの継続率は約9割、直近の本決算では営業利益がほぼ倍増しました。

それでいて株価の評価は市場平均並みにとどまり、無借金に近い財務と今期からの配当(利回りは2%台)も併せ持っています。

 

今回の目標株価は、現在の市場評価を参考に算出しています。

市場の見方が変わることを当てにせず、利益の伸びだけを取りにいく――それでも株価は+50%超のアップサイドを見込みます(前提は本文に記載しています)。

 

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