公開日時:2025年1月19日12時54分

 

【総評】     

投資主体別売買状況・現先合算(11週)-2025年第1週は信託の売り目立つ

1月第1週(1/610)の現先合算投資主体別売買は、海外が2週連続の売り越し(-5,000億円)、個人は2週連続の買い越し(+8,300億円)となった。

この週は大発会から軟調な展開となり、一部半導体が買われる場面があったものの、全体では総じて弱さが目立った。

週間では700円近い下落となるなか、海外投資家は売り越し。個人は買い越し。

海外の売り越しは、対応していそうな自己の買いをあわせてみると、税制に絡んだ現物と先物のポジション異動でマーケットへの影響は限定的だったと思われる。

一方、注目されていた信託は、現物での売り越しが5千億円を超えており、背景はGPIFの売りと考えて良いであろう。2024年12月末のGPIF日本株ウエートは、推定24%台前半で中央値25%からアンダーウエートだったと思われ、年明けから、更にウエートを落とす行動は想定されていなかった。

 

GPIFは2025年度の 運用方針を策定中であり、その公表は20253月末頃と想定されている。

GPIFは事前行動が基本であるので、3月末までに2025年度以降の5ヵ年の新しいウエートにシフトする可能性が高いが、TOPIXリバランスや、3月末は配当再投資先物買い等のイベントがあり、実質的な営業日数は40日程度しか残されていない。

この状況下で、仮に中央値25%を5%落として20%とするとなると、10兆円規模の売却が必要となり、日々2500億円の売却となる。

日々2500億円売りは、不可能ではないが、現実的には難しい。つまり、2520%のような大幅な引き下げは考えにくい。

したがって、足元の日本株売りはバッファー内の調整と考えられ、おそらく1兆円レベルの売りに収まると想定している。

すでに、第一週で5千億円、第二週でも3千億円前後の売却があったとすれば、概ね調整売りは目処が立っているであろう。

日本株の売却資金は、円債にシフト、同様に、外株売り・外債買いのリバランスを実行したと考えられる。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

TOPIX_1FFW リバランス(1/30

リバランス金額は片側2,400億円

売り方向は、ソニー(6758)、レーザーテック(6920)、ツルハ(3391)、信越(4063)、その他TOB銘柄でネットワン(7518)など。

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/mm/21002/

公開日時:2025年1月17日18時21分

昨日の米株が弱かったのと、一時154円台まで突っ込んだ円高とで前場は売られましたが、週末ということでアンワインドがあったか円安方向の動きになると日本株も反転し、引けは日経平均-0.3%、TOPIX-0.3%と小幅だけ下げての終わりとなりました。

 

日経平均で38,000円は割らずにそこはちゃんと反発するのを確認できたのはポジティブでした。

 

「Switch2」の年内発売を発表した任天堂が売買代金1位の商いとなりましたが、株価は-4.3%と出尽くしで売られました。

大統領就任当日に、暗号資産を優先事項とする大統領令が計画されていると報じられ、メタプラネット+15.7%、リミックスポイント+13.5%など暗号資産関連銘柄が上昇しました。

 

グロース250指数は-0.6%と、中小型株は今日も弱い動きでした。

 

googleとの資本業務提携が引き続き好感されたnoteが、東証グロース市場1位の売買代金で+14.7%と大きく上昇しました。

注目していた2銘柄のうちククレブは今日も強く、売買代金2位で+13.3%でしたが、もう一つのグロービングは-1.3%と小幅に下げました。

どこまで行ってしまうのかTerra Droneが+5.2%と今日も上げました。

材料株やニュース関連銘柄は商いましたが、主力株は今日は静かでした。

 

アストロスケールが-14.4%(引け値594円)とストップ安となりました。昨日の引け値694円に対し、INCJがその持ち株1,700万株全てを569円でブロックトレードで売却したため、需給不安により大きく売られました。

来週月曜日はその569円近辺での攻防となるでしょうが、ブロックトレードの買い手の玉が解消されれば、また上昇軌道に乗ると見ています。ただサイズが大きいですので、時間がかかりそうですね。

 

大型株も、中小型株も、来週からのイベントを前にしてリスクオフでやや弱い動きでしたが、それなりに買いもあって下値不安はそれほどありませんでした。

日銀金融政策決定会合や米FOMCはある程度読めますが、トランプ次期米政権がどうスタートするかが本当に読みづらいですね。

ただ、下に行けばある程度のところで買えばいいし、上がるようなら買ってついていけばいいしと、シンプルな戦略が一番リスクリターンが良さそうで、そういう意味ではそれほど恐れるところでもなさそうです。

 

週末はゆっくりして、来週に備えましょう。

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/20997/

公開日時:2025年1月16日17時38分

昨晩発表の米12月CPIでコア指数の伸びが予想より下で、早期利下げ期待から米株が上昇。

日本株も上でスタートしましたが、その後はいつものごとくで売られ始め、植田日銀総裁が次回会合で利上げを議論するとして円高となってさらに下げ、そしてしかしTSMCのガイダンスで買い戻されという展開。

日経平均+0.3%、TOPIX-0.1%と動きは少ないながらも少しバタバタした一日となりました。TSMCを見て半導体株が買われての戻しでしたので、日経平均主導での上げとなりました。

 

個別銘柄では電線で古河電機が+7.7%と強く、久しぶりに防衛株でIHI+0.5%、三菱重工+1.5%と昨年主役のものがやや強いぐらいが目立ったくらいで、大型株で特に何ということはなかった感じです。

あと、暗号資産株も全般強かったですね。それからニトリ+4.9%、ワークマン+5.3%と円高メリット株も。

下げた方では、海外での株式売り出しのニュースを受けて、村田が-4.5%でした。

 

引き続き来週からのイベント待ちです。

 

グロース250指数は-0.2%と続落しました。

タイミー+2.3%、ライフネット生命+5.3%といった主力が強く、一昨日好決算のククレブ+25.4%、グロービング+11.2%は今日も大きく上げました。

visumo+16.9%と直近IPO銘柄や、ヘリオス+15.5%などバイオ株も強いものがあり、中小型株全般の雰囲気そのものは悪くなかったです。

 

日経平均やTOPIXがウダウダしているうちは、中小型株でいい勝負ができる環境が続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/20991/

公開日時:2025年1月15日16時29分

昨夜も米株はナスダック総合指数マイナス、S&P500指数プラスで引けまして、対応して今日の日本株は日経平均-0.1%、TOPIX+0.3%となりました。

AI向け半導体の販売規制を嫌気した売りが続き半導体株は弱く、日銀の追加利上げ観測高まりにより銀行株が買われました。
GPIFの売り、もしくはそれによるセンチメント悪化での売りは今日は出ていなかったようですね。東証プライム市場の売買代金も3.9兆円に減少し、売りも買いもないといった感じでした。

 

年初から変なやられ方をしたくないということで、来週のトランプ米次期大統領就任、日銀金融政策決定会合、あるいは再来週の米FOMCまでは動かないと決めている機関投資家も多いようです。

個人投資家による新NISAの買いも盛り上がりを欠いています。

 

しかしともかく日経平均が38,000円を割らないうちは、いいものを少しずつ買っていけばいいところです。

 

グロース250指数は-0.9%と、大型株指数に劣後して下がりました。

中小型株選好もちょっと一服といった感じでした。

 

昨日決算発表の銘柄も多かったですので、そちらに集中したというところもありそうです。

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/20985/