公開日時:2025年3月7日17時52分

2月下旬以降、日替わりで上げ下げを繰り返すようなマーケットが続いていますが、米関税政策などトランプリスク警戒により下げるときがどうしても大きく下げるパターンがあり、今日は日経平均-2.2%、TOPIX-1.6%と大きめに下げました。

 

ドイツ発のグローバルな金利高に賃金上昇期待分の金利高も加わり、長期金利が年内に2%まで上昇するという観測も出始め、円高が止まらないため日経平均主導で日本株は売られがち。

そして今日は、TOPIXコア30が-2.2%とTOPIXより-0.6%ポイントも下げが大きいところから察するに、海外投資家のリスクオフの売りが相当出ていた。

さらに、ホントにそうだから株が売られているのか、売られているからそういう噂が出るのかですが、特に大きな理由もなく任天堂-9.2%、ソニー-4.2%といったエンタメ株の下げがあり、ファンドが解約に追い込まれて半強制的な売りが出ているという話がありました。

 

理由がなんであれ優良株の方が売られているマーケットでしたので、今日は個別株プレーヤーには相当キツイ日となりました。先週からそうした傾向が続いています。

ただ、ビジネスマンたるトランプ米大統領はさすがにグローバル景気(というか米景気)を壊すところまでやらないだろうとベット出来れば、個別株の下げは安いところを買う絶好のチャンスです。

中途半端な安いところを買って少し下がっただけでも投げ売りさせられるリスクに注意をしつつ、いい銘柄を丹念に拾っていきましょう。

 

グロース250指数は-2.1%と日経平均と同程度の下げとなりました。

 

人気所属VTuberが卒業を発表したカバーが-3.5%、西友買収フィーバーが終わった感のトライアルが-2.2%、新薬失敗の噂を否定しても売りが止まらないGNIが-4.2%と、主力3銘柄が売買代金トップ3で大きく下げました。

 

全体下げているので個別銘柄も下げているのは当たり前と言えば当たり前ですが、その他の時価総額上位のフリー-4.2%、GENDA-4.3%、Synspective-6.8%、アストロスケール-6.4%といった下げをされてしまうと、ちょっと今日はどうにもできませんでしたね。

ELEMENTSは-1.3%の下げに留まりましたが、プレイド-6.6%、技術承継機構-5.0%、note-5.9%、メタプラネット-7.2%と散々でした。

 

リスクオフになると中小型株のこうした下げはしょうがないところですが、市場のクラッシュを想定していない限り、ここで売ってしまうとリバウンドについていけなくなるため、売るところでもないと考えています。

リスク量を抑えるために、少しは売っといてもいいかもしれません、ぐらいですね。

 

来週金曜日はメジャーSQ。市場の雰囲気がガラッと変われるタイミングになり得ますので、期待しながら待つことにいたしましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/21290/

公開日時:2025年3月6日21時00分

昨夜のドイツ財政拡大と米株高を受けて、日本株は日経平均+0.8%、TOPIX+1.2%と続伸しました。

 

ドイツが財政緊縮路線から転換、独10年債利回りは30bp以上の上昇(変動幅はベルリンの壁崩壊以来の大きさ)により、

1. 防衛力強化のためでもあるから、今日も三菱重工+10.8%、川崎重工+7.3%、IHI+2.6%の防衛関連株が売買代金トップ3で大きく上げる。三菱重工は証券会社の格上げあり、昨日上げてなかった分もありで特に大幅上昇となった。

2. 独債にひきずられ、円新発10年債利回りが1.515%と16年ぶりの高水準で、三菱UFJ+1.4%、三井住友F+1.7%、みずほF+2.3%など金融株高い。

3. 欧州景気が良くなる期待で、DMG森精機+12.6%、マキタ+12.5%など欧州関連株が強い。

 

需給的に、

1. 中長期の買いではなくショートカバーで上がっている感じありありで、TOPIXコア30が強く、ソニー+4.0%、日立+7.3%、リクルート+2.0%などが目立つ。

2. ディスコ-3.2%、東京エレクトロン-1.2%、フジクラ-1.7%など、半導体関連銘柄がまだ弱い。ここら辺が強くならないと、日経平均が38,000円を超える強い上昇にはならなそう。(昨日のコメントでは少し買いで上についていきたいとしていたが、まだ時期尚早のよう。)

 

連合の春闘要求32年ぶり6%超えの発表もあり、日銀の早期利上げ観測から円高、147円台まで突入しているため、日経平均先物も37,000円近辺まで売られています。

なかなかスッキリ上昇とはいかないですね。

 

中小型株はグロース250指数+0.8%と、大型株指数と同程度の強さとなりました。

 

主力のカバーが+6.3%で東証グロース市場売買代金トップで中小型株全般を引っ張り、昨日ストップ安のGNIが+3.4%とリバウンドし、値動き激しい系なELEMENTS+15.6%、プレイド+2.5%、note+3.0%も売買代金を伴って上げと、悪くありませんでした。

暗号資産関連のメタプラネット+10.0%、リミックスポイント+2.8%も今日も雰囲気を良くしてくれて良かったです。

良ファンダメンタルズ銘柄への買いは今日も観測されました。

 

このまま日経平均が今日より下で商いするようであれば、より中小型株の出番となりそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/21275/

公開日時:2025年3月5日17時06分

昨日日本時間であった悪材料をこなして昨夜の米株が弱かったところ、その後メキシコとカナダの関税軽減可能性の報道があり、内田副総裁の講演、トランプ米大統領施政方針演説でサプライズもなくということで、日経平均+0.2%、TOPIX+0.3%と反発しました。

 

昨夜の日経平均先物が36,260円(昨日の現物引けに対し3%弱安)だったのが前日比プラスまで戻ってきましたので、見た目以上に強いともいえますが、オーバーナイトで下を攻めた後にプラスになるケースは、セリングクライマックスが一旦終わっての上昇を示唆するものですから、今日はもう少し上がって欲しかったところです。

まだトランプ政策警戒が強いともいえますし、それでも上昇シグナルだから上でしょともいえ、スッキリはしないところですが、今晩の先物から上がるようであれば、トレーディング的には少し買いで上についていきたいところです。

 

個別銘柄では、昨日に引き続き防衛関連が強く、IHI+6.1%、(三菱重工は下げて-0.5%)、川崎重工+4.6%で売買代金トップ3でした。他でも三菱電機+4.9%、日本アビオニクス+3.6%、東京計器+4.8%と物色は広がりました。

半導体関連銘柄でフジクラ+7.4%、レーザーテック+4.7%に対し、ディスコ-6.9%、東京エレクトロン-1.8%とまちまちでした。

関税軽減の恩恵を受ける自動車株がトヨタ+3.5%などと買われました。

 

中小型株は、グロース250指数で-1.2%下げましたが、GNIの下げが無ければ+0.1%でしたので、中小型株全般としてはそれほど悪い日ではありませんでした。

 

GNIは会社側によれば、F351臨床試験失敗という噂(某掲示板記載)によって下げたのだろうが、失敗事実は無いということでしたが、ともかく株価は何度かリバウンドをトライした後に結局ストップ安(-22.0%)で引けました。

バイオ株でなければトレーディング的に買いをお勧めしたいところですが、何しろ新薬はホントに状況が分かりませんので、事情に相当詳しい方でなければ触らないことをお勧めします。

 

東証グロース市場売買代金上位では、西友買収が決まったトライアルが+10.9%、noteが+4.4%、技術承継機構が+3.4%、BASE+3.5%、ispace+2.8%に対し、カバー-2.1%、プレイド-6.0%、ジェネレーションパス-28.6%とややまちまちで、その他の個別銘柄も含め、少しプレーはしづらい感じでした。

ですが今日も、良ファンダメンタルズ銘柄には買いが入っており、いい感じの日ではありました。

 

東証スタンダード市場でメタプラネット+20.9%、リミックスポイント+12.4%と暗号資産関連銘柄が大きく上がっていまして、そうするとやはり中小型株全般の雰囲気がよくなりますね。こちらも良かったです。

 

少し警戒しつつも、大型株、中小型株ともに明日に希望が持てる今日の引けでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/21271/

公開日時:2025年3月4日17時38分

本日の日本株は、日経平均-1.2%、TOPIX-0.7%と反落しました。

今日もまた先週金曜日、昨日月曜日に引き続きエヌビディアの株価の動きと日本株が連動した、だけで説明が出来ると言えばできまして、エヌビディアが昨晩8%以上下げたので日本株も下げた、だけで説明可能ではあります。

 

今日はさらに、米2月ISM悪化、トランプ米大統領のけん制発言も加わって円高、カナダとメキシコに交渉の余地なく関税発動、ビットコイン早くも大きく反落など悪い材料が重なったため、リスクオフ色が非常に強いマーケットとなり、大規模なセクターローテーション(資金がディフェンシブセクターへ)が起こり、指数の下げよりも大きく下げる個別銘柄が多かったです。

ロングオンリーだけではなく、ロングショートファンドにも非常にキツイマーケットでした。

 

日経平均が37,000円を割った後、10時半ぐらいからは買いが入ってきて大引けまでゆっくりと戻し、37,331円と37千円台は回復して引けました。

上を買ってはくれませんが、下がったら買う主体はいるということが確認できまして、それは全般として良かったです。

ただ同じようなコメントを38,000円割れの時にもしておりまして、買いが入ってくるからといって下がらないという訳ではなさそうではあります。

しかし、底割れしてどこまでも下げるというマーケットではありませんから、下は覚悟しながらも買い下がりをして買い平均コストを下げて行くという戦略が出来そうですので、長期的に考えればそれほど悪くはないですね。

 

昨日と同様、ウクライナ戦争継続をはやし、IHI+11.7%、三菱重工+7.8%、川崎重工+3.7%(売買代金1,2,6位)と商いを伴って大きく上昇しました。

ディスコ-4.3%、フジクラ-6.4%、アドバンテスト-4.3%、ソフトバンクG-4.8%(売買代金3,4,5,7位)などと、半導体関連銘柄、電線株は大きく下げました。

クシュタールの売買提案拒否する方針と伝えられ、のちに経営陣がそれを否定したセブン&アイは、一時12%近く下げたあと-6.9%(売買代金8位)で引けました。

 

中小型株はよりリスクオフ色が強く、グロース250指数-1.8%と下げましたし、大型株以上に指数の下げより大きく下げる個別株が目立つ厳しいマーケットでした。

こちらはエヌビディアの下げよりは、ビットコインの下げの方が効いている感じですね。メタプラネット-16.6%がしっかりしてくれないと、なんとなく全般売りモードになって辛いという感じです。

 

主力のカバーはさすがの動きで下げずにフラットで、上げが目立ったところでは、政府によるサイバーセキュリティ産業振興戦略を打ち出す方針を受けFFRIが+19.6%、直近IPO系の技術継承機構が+6.0%、最近強いデータセクション+4.3%、ジェネレーションパス+16.7%、ドローンでLiberaware+3.4%というところがありました。

 

大きく下げる銘柄が多く厳しい状況でしたが、昨日観測された良ファンダメンタルズ銘柄への買いは今日も観測されておりました。

弊社リサーチのコラム推奨銘柄の値動きも、平均として下げてはいますが指数並みかややそれを上回るパフォーマンスとなっており、きちんと銘柄選択をすれば勝負ができるマーケットです。

 

1日1日の動きにはあまり一喜一憂せず、いい銘柄を安く拾う動きに徹し、グローバルマクロ状況が落ち着くのを待ちましょう。

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/21265/

公開日時:2025年3月3日17時16分

先週木曜日の米国株市場でNVIDIAが8%以上下げたので金曜日の日経平均は2.9%下げ、そして金曜日の米国株市場でNVIDAが4%上げたので今日の日経平均は+1.7%上げたと、非常にシンプルにそれだけど言えばそれだけのような市場でした。今日のTOPIXは1.8%上げました。

 

米トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領がメディアの前で口論となって交渉が決裂するという、外交では非常に稀なことが週末に起こりましてリスクオフを心配しました。

しかしウクライナ戦争終結が遠のいたことで防衛株が買われ(IHI+7.8%、三菱重工+6.7%など)、円金利上昇で金融株が強く(三菱UFJ+2.4%など)、円高一服で自動車株も上げ(トヨタ+3.9%など)と日本株にはいい材料がそろったことから、東証プライム市場の値上がり銘柄比率85%となるような全面高となりました。

 

ただ、日経平均が38,000円を回復できなかったこと、TOPIXコア30の強さが長期海外投資家の買いというよりはヘッジファンドのショートカバー気味であったということで、ここからはもう心配なく上がるという状況でもなさそうです。

しばらくは注意しながら、個別銘柄での勝負という感じですね。

 

自社株買いを発表したリクルートが+6.9%と大きく上げました。しばらく売り込まれていましたので、まだ買いからの短期プレーができそうです。

 

グロース250指数は+0.7%と、上げましたが大型株指数の上げには及びませんでした。市場全体の反発1日目によくあるパターンです。

 

東証グロース市場売買代金上位を見ましても上げ下げがばらついており、見た目はまあ今日はしょうがないかという感じもありました。

しかし弊社リサーチのコラム推奨銘柄では大きく上げるものが目立ち、先週から期待していた、月替わりで流れが変わっての良ファンダメンタルズ銘柄への資金循環がやっと来た感じでした。実は非常にいい流れでしたね。

銘柄選択が重要にはなりますが、中小型株優位のマーケットはまだ続きそうです。

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/21263/