ウェルスダイナミクス眼鏡 -39ページ目

髙田 明

髙田明


「覚悟の年」として、過去最高益達成を目標に掲げ、達成できない場合は「社長を辞める」と宣言した2013年。見事に過去最高益150億を達成し、今後も社長を続投することになった。(売上高は前期比で約250億円増となる1420億円←ひょえ~)

同じ経営者として、「あっぱれ」なんて上から言い方でなく、「尊敬します」でもないな.......

「凄くかっこいい!」ですね!


ついでに、つい先日発表となった
社員の給料を従来比で一律3%アップ」という快挙も成し遂げた。


髙田社長のトレーダー気質の一つは、常に「今」にフォーカスしているところ。過去にとらわれても、先を見すぎてもいない。

常に
「今、最前の努力を尽くしているか」がテーマ。


彼が最初に就職したのは、京都の機械製作会社。海外事業部に入り、ヨーロッパ各地を巡った。その経験はたかた社長にとってもちろん貴重な経験となったはずだが、2年後に会社を辞め、実家のカメラ店を手伝うときにはすっかりヨーロッパのことは忘れていたという。すごいな~。

その「環境対応能力」「今に対する集中力」には脱帽する。


会社を大きくするときも同じ。

壮大な将来ビジョンを掲げて、それを目指してきた訳ではない。それこそフローに身を任せていたら、色々なチャンスがやってきて、それを一つ一つ謙虚に掴んできた。


最後に彼が先日のインタビューで答えていた企業目標がこちら。

「ジャパネットはどれだけ成長しても、おごらない企業でありたい。おごらない社長とおごらない社員。常にお客様の目線を大事に、謙虚人生の楽しさや感動を伝えていける企業でありたい。」

ということです。


自分の強みを徹底して貫いている人は、本当にかっこいいー!