矯正歯科学 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

が特に苦手でした。今でも私に歯科医師免許があるという事を知ったヒトから子供の矯正治療について相談を受ける事があります。もちろん知識がないのですから尻尾を巻いて逃げます。だいたい学部時代に熱心に勉強していた分野でも離れると忘れます。薬理学や保存修復学なんて学生時代でも同級生に教えられるくらい勉強しました。しかし今ではさっぱり。こんな状況ですから矯正歯科学の知識なんて素人以下のレベルなのです。

 

しかし私は歯列矯正が凄く大切だと感じています。私自身、小学生の頃に歯列矯正から逃げたがゆえに現在でも口腔ケアに毎回時間が相当かかるのです。幸い臼歯部(ヒトから見えない奥歯)の歯列不正だけですから人目は気になりません。口腔ケアが難しく虫歯や歯槽膿漏になりやすいだけです。前歯部の不正咬合あればもっと深刻。(矯正してないと結婚や就職に影響あります。ヒトに不快感も与える風貌になるから)

 

 

今朝の京都新聞に『矯正歯科はこう選ぶ』と言う記事が出ていました。日本臨床矯正歯科医会(←こんな団体があることすら知らなかった)による矯正歯科医の選び方というのが次の通りです。(一部抜粋)

 

①頭部エックス線規格写真検査をしている

②①を分析診断した上で治療をしている

③治療の計画と費用について詳細に説明している

④常勤の矯正歯科医がいる

(他の2つはあまり重要に思わないので略)

 

記事には矯正歯科治療を経験したヒトの4割がトラブルに巻き込まれて不快な思いをしている、とありました。物が噛めなくなった、頭痛や不眠になった、というのが主な内容。私自身は金銭面でのトラブルを何度か聞きました。自費診療ゆえに無駄に治療を引き延ばし、挙句に治療失敗。これが矯正歯科学会の認定歯科医がすることなのか、と怒りを覚えた事も何度かありました。

 

信用できる矯正歯科医を見つけるのは難しい。がしかし歯列不正のヒトにあっては絶対に矯正歯科治療は必要。(身体的、審美的両面において)歯科大学病院の矯正科なんてどうなんでしょうか?誠意ある治療がされているのか、それとも研修歯科医の技術向上のための材料にされるのか・・・。この記事を書きながら、医科を含めたどの診療科の中で矯正歯科医選びって非常に難しいだろうなあと感じました。