岡江久美子 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

さん。昨日非常勤先の帰りに、あいりん地区の安直な呑み屋さんで一人でビールを呑んでいました。あいりん地区にあっても営業店舗が少しだけ減っています。故に私が行った店、超満員だったのです。慎重に(美味しくなるように)ビールを注いで、水冷式の冷蔵庫で冷やされた美味しいビールを楽しんでいるとテレビから訃報が流れてきたのです。

 

おっさん(おじさん)のひとり客が多い店です。ですから静かな空気で皆さん呑んでいます。ところが岡江久美子さんの事が報道されると一瞬にしてざわめきが生じたのです。隣の席の見知らぬおじさんが私に話しかけてこられます。「やっぱりコロナは怖いなあ」と。これって返答に困ったのです。ですから適当に相槌を打っておいた。

 

というのは岡江さんは乳癌で抗癌剤治療を受けられていたそうです。これは一般人と全く違う転帰をとっても不思議ではありません。(志村さんの肺疾患と同じです)ですから、岡江さんが亡くなった事だけを見て「やっぱりコロナは怖い」と結論付ける事は非科学的なのです。それでも呑んでる場で、ましてや隣客1日の労働を終えて呑むのを楽しんでいる方の対して正論を伝えるわけにもいきません。さらに突っ込んで話しかけられたので、「酔っているから難しい事はわかりません」と答え会話を遮ったのです。(本当なら、マスコミは不安を煽り過ぎです。健康なヒトと癌患者では発症しても予後が全然違うでしょう、と言えばよかったのですが。)

 

おそらく岡江さんの場合、抗癌剤の副作用として白血球が減少していたはずです。そのような場合、抵抗力が乏しいわけですから健康なヒトでは何ら問題ない感染症でも重症化するのです。ですから「新型コロナウイルスが怖い」のではなく、「基礎疾患を有するヒトが新型コロナウウイルスに感染すると怖い」のです。志村さんに続いて有名人がお亡くなりになった今、改めて事実を再認識すべきだと考えます。