都会では当たり前に多すぎるくらいにあるのですが、地方の田舎町では逆。昨日週1で行く職場の最寄り駅に降り立つと雨。そして駅前のタクシー乗り場には車が1台もありません。タクシー会社に電話すると、邪魔クサそうに一言「全部出払っています」。私は途方に暮れたのです。このような場合、タクシー料金が倍でもお願いする必要があります。
数か月前の雨の日にもタクシーが無い事を理由に遅刻しました。週1回の非常勤先を遅刻しても誰も咎めません。それどころか片道3時間の道のりを労ってくださいます。それゆえに私は絶対に遅刻したくありません。おそらく嫌味な職場なら「タクシー無いのにどうすればいいの?」と言い返します。しかし私の所では逆。遅くなっても(嫌味ではなく)「遠くからお疲れさんです」と仰います。(本当に有り難い事にココの職場ではみなさん寛容です)
遅刻すると患者さんやスタッフの方に迷惑をかけます。しかし雨の中タクシーは無い・・・。職場の事務に電話しようか、とも思いました。以前は迎えに来ていただいてました。がしかし時間的に相当忙しい事はわかります。そして電話で「駅まで迎えに来ていただけますか」と言うと100㌫嫌とはおっしゃらない事もわかるのです。故に迎えを呼ぶ事もできません。
一計を案じました。歩く・・。片道で40分です。晴れていれば気持ち良い道のりなのですが雨では靴やコートが濡れます。しかしタクシーが無いのであれば仕方ありません。濡れるのは(傘があっても)不快なものです。がしかし歩きながら身体が熱くなってきます。汗が出てきます。速足で歩き続けるからなのでしょう。
私は雨の中歩きながら少し嬉しくなりました。何故なら基礎代謝が向上している事を実感したからです。冬の時期、特に食べ過ぎなくても体重増加します。まさに代謝が低下するからです。しかし昨日は逆。そして歩きながら汗をかき、少し仕合わせな気持ちになったのです。ヒトの感じ方って不思議。タクシーがなく雨に濡れながら歩く事を余儀なくされることを不満不快に思うか、訳もなくルンルンという華やいだ気持ちになるか・・・。どっちにもなる可能性があるのです。がしかし幸福度では全然違うでしょう。
ルンルン気分で傘をさして歩いて中間地点まで行ったところで雨は止みました。結構激しく止みそうになかったのに。私の仕合せな受け取り様に天気の神様の応援があってのか?なんて思いながら後半戦は楽々歩き切ったのです。職場到着は定刻の数分後。タクシーを待たずに良かった、と心の中で思ったのです