顎関節症、ふたたび | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

食を楽しむ、というのはヒトにとって本能的な事だと思うのです。ですから食道の病変があり、固形物や水分の通過障害があったり、消化管に何らかの疾病があり食事をすると嘔吐するというような場合、相当生活の質が落ちているでしょう。このような重篤な器質性の疾患がなくても、食べることが不安になり辛く悲しくなる端的な病態に顎関節症があります。

 

私自身以前に非常に苦しみました。(顎関節症の患者さんにあっては若い頃に診てきました。=患者さんに健康で若いヒトが多いので、現在では診ることがほとんどありません)以前の苦しみが先週くらいから再び感じるようになってきました。摂食時に顎関節の雑音を認めます。=(咀嚼する度に音がなる)同時に顎関節部に疼痛が生じるのです。雑音は非常に不快です。美味しいものをいただくときでも、口をあけて音が鳴り咀嚼すると音がなり疼痛を伴う・・・。食べるのが苦痛(今夜から特に)

 

顎関節症なんて命にも関わらない故に病院歯科でも検査だけ熱心にして治療には消極的な施設も多いです。もっとも顎関節症の治療というのは非常に難しく、これこそ歯科医に任せるのではなく自身で対応する主体的歯科医療の出番ではあります。がしかし歯科医である私ですら正直なところ症状に動揺してしまいます。開口障害が出て摂食時に顎が外れるのではないか、という恐怖を25年くらい前に感じた事があるからです。(いまのところ、当時ほどの酷い症状はありませんが)

 

食べるたびに顎関節に音が鳴り痛みを伴い,時にうまく口が閉じられなくなる症状。さらに酷くなる前触れのように感じる事が数日前から多くなってきています。保険歯科診療での対応で解決するとは感じないので私は今回も歯科医療を受ける事を放棄するのです。お風呂での顎関節マッサージ、リラックスした休日の顎関節マッサージ・・・。「放置しても死ぬことはない」「顎が外れれば整復してもらえればいいだけの事」と以前に顎関節症の患者さんに言ってきた言葉を自身に返しているのです。明日は酷くなってませんように・・・。