風邪薬 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

私は薬が嫌いですから、随分長く薬を飲んでいません。しかし風邪の季節である今、職場では職員も学生も風邪薬を飲む光景が多々見られます。中にはとても嬉しそうに飲んでいる場面に遭遇します。そして私に「風邪には引き初めに薬を飲む事が大切なのですよね」とおっしゃいます。以前に風邪薬のコマーシャルで聞いたセリフです。私はもちろん肯定も否定もしません

 

風邪を引いたならば安静にして空腹状態を維持すれば早く治ります。薬の副作用の心配もありません。以前、風邪ウイルス相手に抗菌剤を飲むという愚かしい風潮がありましたが無意味でしょう。細菌による二次感染に対する対応だとの事・・・。そんな事をするくらいなら自身の免疫力を信じた方が治りも早い。それに常に安易に抗菌剤を服用することにあっては、何かの時に抗菌剤が効きにくくなるという悲劇も考えてしまいます。

 

私自身、風邪による高熱など恐れる事はないという考えです。なぜなら風邪なら治るからです。怖いのは風邪のような症状でありながら風邪でなかったとき。肺炎なんて典型例でしょうし、発熱だけあって他の風邪様症状が皆無の場合には重篤な疾病が隠れているケースも否定できません。ですから発熱がみられても内科受診が必要な場合もあります。しかし明らかに自身で風邪と思える時には薬不要。(薬局での市販薬購入するのは勧められません。いちばん避けたい事かもしれません)

 

もっとも医療機関で処方される薬でも、単なる風邪なら避けたほうがいいでしょう。一般的な薬剤でPL顆粒というものがあります。現在は存じ上げませんが一時期多く使われていたようです。私も25年前の風邪の時に服用しました。しかしPL顆粒が風邪を治すのではありません。この薬剤は解熱性鎮痛剤と抗ヒスタミン薬とカフェイン。つまり対症療法薬なのです。安易な薬剤にも副作用はあります。

 

風邪を引いて38~9度の発熱があるのいは免疫力が高い証。高齢者や基礎疾患あるヒトが風邪をひいても時に発熱できない場合もあるようです。ですからせっかくの熱をどうして解熱性鎮痛剤で下げる必要があるのでしょうか。誰もが安易に手を出す風邪薬の扱いを見直すことも大切だと考えます