手洗い | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

本好きの中に、多くの数の本を読むヒトと、1度読んで気に入った本を何度も読み返すヒトが居ます。私は後者のタイプです。そして夏井睦先生の「傷はぜったい消毒するな」(光文社新書)は何度も何度も読みました

 

いつ読んでも気づきがあるのです。決して難しい内容ではありません。実用的でかつ理論的。裏付けを多くの(日常的な)たとえ話を出しされるので、引き込まれる書き方になっています。

 

現在、第10章の「皮膚と傷と細菌の絶妙な関係」を熟読しています。この本の魅力というのが何度も読むときに(初めから通し読み通さなくても=)気に入ったり疑問を持った部分を中心に読んでも引き込まれる点だと思います

 

ブロ愚の読者の方にも手に取って読んでいただきたいので内容に多く触れませんが、私の本能的な習慣が正しかった事が証明された気にもなりました。それは小学生の頃から手洗いをほとんどしませんでした。大人になって「風邪予防のために手洗いを徹底しましょう」という話を鼻で笑って聞いていました。これが正しかった。

 

手指には皮膚常在菌が居て、病原菌の侵入を防いでいます。そしてこまめに熱心に手洗いをしすぎると、常在菌(=身体に有益)の栄養源である皮脂が流れ落ちて常在菌が生きていけなくなります。結果として病原菌が侵入し感染症の原因になるのです。

 

このような事、小学生の私が知る由もありません。夏井先生の御著書を読むと、ヒトの感覚(本能というべきか)というのは凄いなと改めて感じます。今後も手洗いは酷い汚物でも手につかないかぎり行いません。最近で手洗いしたのは、先月歩いていてカラスに糞をかけられた時くらいです

 

御著書に中にはありませんが、うがいも小まめに行いません。うがいは「治療」ですから。水道水に含まれる塩素という治療薬を症状が出た時に徹底して用います。普段うがいなどしない分、症状が出れば熱心に細心の工夫をして患部に塩素を作用させます。

 

手洗いうがいで風邪予防なんて嘘。普段から手洗いうがいを全くしない私ですが25年間風邪を引いていませんから。インフルエンザなんて無縁です。