昨日、関西大手私鉄の駅での事です。切符の自動販売機には行列が出来ていました。そして大半が中国人観光客で切符の買い方がわからずモタモタしていました。ですから行列は伸びるばかりです。
15分に1本しか無い電車。1本遅らすと15分待つことになります。電車の発車1分前、私は改札口の駅員に「券売機の列が進まないので、ここで切符を買えないか」と言いました。しかし無いとの事。私は止まっている電車を指さし、「これに乗りたい」と。
すると60歳くらいの男性駅員は「無札証明・○○鉄道△駅から乗車」という紙切れを出します。そして、「今回だけ、特別ですよ」という不要な言葉を発したのです。
本来切符というのは駅員が手売りするのもです。それを合理化の名のもとで販売機で発売しているだけ。ですから駅員は本来、券売機での切符購入にご協力ありがとうございます、という姿勢であるべきなのです。そして、中国人観光客の行列で3台の券売機が使用できず、かつ手売りの切符もないのであれば、謝りならが無札証明を交付すべきなのです。
「今回だけ、特別ですよ」という恩着せがましい発言は鉄道マンとして恥ずかしい。そんな抗議している気力も時間も無いので電車の飛び乗りました。余計な1言が無ければ駅員に感謝していたのですが後味の悪い結果となったのです。
××駅で下車する時、有人改札で件の無札証明を出し運賃を支払いました。50代の駅員か一瞬顔をしかめます。そして無言で運賃を受け取りました。もちろん「ありがとうございました」なんて言葉ありません。
このように書くと○○鉄道って最悪の会社のように誤解されそうですが、違います。××駅は乗降客の多い都会の駅です。それなのに以前、電車内で忘れ物をしたとき、駅員がホームまで出てきてくれ、発車を遅らせ車内の忘れ物を回収してくれたのです。ですから大手私鉄の中でも特に好感が持てるのです。
無札証明、本来交付したくないのでしょう。ですから今回のような対応をされたと推測できます。自動改札が無く車内でも切符が買えた時代には無札証明なんてどの鉄道会社も普通に出していたのです。今回の件について記事を書きながら「昭和は終わったな」という寂しい思いになりました。