歯学部というのは特殊な環境です。おそらく一般社会から見ると色々な意味で歪んでいます。人間性を無くすような場面にもしばしば遭遇します。少々愚痴をかかせていただきます
学生時代にお世話になった若い歯科医に高価な実験器具をお貸ししました。ところが数年経ち私が卒業しても返してきません。それで私は返すように催促しました。すると実家に運賃着払いで返送してきたのです。
これはこの愚かな歯科医個人の人間性の問題。しかし私が嘆かわしかったのは、この事実を訴えた親しくしていただいていた(と私のひとりよがりだった)大学病院講師Aが「運賃着払い?当たり前でしょう。返せと言われて腹がたつのは当たり前」とのたまったのです。すごくショックでしたし、人間不信に陥りました。
この話、ここでとどまりません。講師Aに結婚披露宴の招待状を送付しました。返信ありません。催促しても無視されました。風の便りによると私が基礎系に進んだ事を「裏切り」と言い続けていたようです。専門課程で長く付き合い、ワインと日本酒の知識を存分にいただいた信用していた先生だっただけに、とても感じ寂しかったです。学会でもない限り母校には二度と行きたくありません。
若い頃このような苦い経験をしたことで得る物もあります。それは「絶対にヒトを裏切らない。寂しい想いをさせない」という信念がもてた事です。それは今でも実践しています。その応用編?としてヒトによって態度を変えないという事も徹底しているのです
教授、理事長、部長・・・と若い先生、外部業者、売店のおばちゃん。私はすべて同じ言葉使いで話します。これが私の信念。勿論タクシーの運転手や飲食店の若い従業員に対しても同様に敬語で話すのです。これは辛かった経験から得た事だと考えています
しか~し、接客がなってない個人タクシーの運転手や勘違いしているサーヴィス業の従業員に対しては容赦しません。時に豹変する事もあります。がしかし基本は「言い返せないヒトには丁寧に接する」
これが生きていく上での私の信念です