湿潤療法とは形成外科医の夏井睦先生が「傷は絶対に消毒するな」(光文社新書)というご自身の御著書で世に広めた外傷の正しい治療法なのです。傷の大敵である細菌には細胞質の表面に細胞壁があります。一方人体の細胞にあっては、細胞壁がありません。
消毒薬というのは恐ろしい事に細胞膜を障害しますが、細胞壁には無力。つまり細菌を殺す目的で用いていた消毒薬というのは細菌には無関係で人体を傷め続けていたわけなのです。その証拠に傷を消毒すると痛いのは、細胞壁の無い人体の細胞を傷めていたわけなのです。ここに「傷は絶対消毒するな」の論拠があります。
私も夏井先生の御著書に救われました。本ブロ愚でも書いていましたが、下腿部の低温熱傷で医師からは皮膚移植を勧められるくらいの重症例を先生の内容を参考にセルフケアで(湿潤療法)完治させたのです。もっとも3年かかりました。途中で不安になる事もありました。しかし完治させた現在、その経過が自信になっているのです。
そして昨日~本日。又試練がありました。今回の事、命には別条ありませんが切実。スキンヘッドの私の頭皮が凄く酷い事になっています。日焼けで火傷。皮がめくれ発赤、疼痛、そして熱感もあるのです。こんな時こそ湿潤療法でしょうかね。
私は昨晩からワセリンを塗布しサランラップを頭に巻いて(置いて)寝ています。1日で疼痛は無くなりました。今日も同様な姿で就寝する予定です。湿潤療法の応用範囲は広い、という事を実感しています。