糖質制限初心者にあってはカロリーの概念が混乱の原因になります。ですから私は食品のカロリー表示そのものが不要だと思うのです。(その代り糖質量の表示をする)しかし何度お話ししても、糖質制限に興味を持たれているにもかかわらずカロリーを常に意識するヒトも居るのです。
脂質の事を「良いカロリー」と言い換えると私の考えが伝わりやすい事に気づきました。脂質は身体が要求する量以上は食べられず、エネルギーとして消費される以上は溜め込まれません。だから脂質は「良いカロリー」(摂っても良いカロリー、身体に良いカロリーといえる)。脂質が脂肪にならない、太らないのはこのためです。
一方、米や麦、イモ類の主成分である糖質はエネルギーとして消費されない分は脂肪として身体に貯蔵されてしまいます。又依存性があるゆえ、適量摂取をするには相当な意思の強さが必要。(それゆえ摂取過剰になりやすい)
別の側面から見ると、なかなか身近で面白い例があります。それは甘く感じる上質の脂がのったブランド牛の飼料は糖質中心です。決して餌に脂質を混ぜるから脂分が多い牛が育つのではありません。豚もしかりでしょう。(松阪牛に糖質の多いビールを呑ます目的はこれとは違うはず)
「悪いカロリー」である糖質はヒトも牛も豚も肥さすのです。(=だから美味しい肉となる)糖質は肥満ホルモンという別名を持つインスリンを過剰に分泌させるだけの有害物質。ですから「良いカロリー」と「悪いカロリー」をひとくくりにして「カロリー」の量を意識するほどナンセンスな事はないと考えます。