唾液腺マッサージ | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

2018年11月21日の記事に「風邪を引かないのは危険か」という記事を書きました。今回はこの話の続きです。風邪を引く、と言う事は免疫力が高いという解釈もできるのです。病原菌が上気道で止まっているゆえに風邪を引くわけです。もし病原菌が上気道にとどまらず気管支~肺に行くといきなり肺炎として発症します。

 

これ(いきなりの肺炎)だけでなく誤嚥性肺炎を予防するためには、口腔内が潤った環境に維持しておく事が大切です。(誤嚥性肺炎とは飲食物等が気管に入る事で生じます。高齢者だけでなく、ムセる事が多いヒトにあっては要注意なのです。)

 

口腔内の乾燥を防ぎ、口腔~咽頭を潤った状態にする役割があるのが唾液です。だから唾液分泌量を増やす事が必要です。再三書いている正しい口腔ケアを継続さす事以外にも手法があります。外出先で口腔ケアも出来ない場合にも有効で免疫力云々だけでなく口腔ケアの代用ともなるのが唾液腺マッサージなのです。

 

唾液腺には主なものとして耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。耳の手前にある耳下腺に手のひらを当てて何撫でます。顎下腺は顎の両端にある尖った骨の内側にあります。ここに両手の親指を当てて上方にゆっくり押し上げます。舌下腺は顎中心部の尖った部分の内側にあり、両手指で上方に押し上げます。これで唾液量が増えるでしょう。場所が合ってるか否か疑問な場合、実際に唾液が出るかどうかで判断できます。

 

ここに図が書けないのは残念です。大型書店の医学書コーナーで解剖学の教科書を立ち読みしてみて下さい。唾液腺の位置がすぐに理解できます。