続・アレルギー体質 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

以前のアレルギー体質についての記事にコメントがきました。簡単に返信しましたが、改めて補足説明を書いておきます。

 

私は顎関節症の原因としてアレルギー体質を挙げているわけではありません。アレルギー体質のヒト特有の免疫系について触れ、推測してみたのです(くわしくは「we85のブログ アレルギー体質」で検索してみて下さい。そして、発展途上国や戦争中に果たして顎関節症や舌痛症で苦しむヒトは居るのか・・・。ここにアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎との共通点があるのではないか、と推測してみたのです。

 

また入院中の精神疾患のヒトや認知症のヒトで顎関節症や舌痛症のヒトを診たことがありません。普通の歯科医よりも精神疾患や認知症のヒトを診る機会が多い私でも皆無なのです。

 

(注)、疑いの目を向ける事を貫くのであれば、アレルギー体質のヒトに顎関節症が多い、というデータが出てくる時代がくるかもしれません。可能性はゼロではないでしょうが、今回の内容と離れてしまうので・・)

 

顎関節症の病態生理についてこのブロ愚でもしばしば取り上げました。顎関節症の全患者の8割以上が器質的な原因がないのに症状があるというタイプです。これはデータとしてあります。

 

私自身、顎関節症だと思って違った疾病だった、というケースをいくつか知っています。(いずれも実際に患者を診たものではなく、口腔外科医が症状は顎関節症のようだが、どうも別の疾病の疑いがあると病理診断に回ってきたものや、症例報告で聴いたものです)思いつくものとして、下顎骨骨肉腫、滑膜軟骨腫症、顎関節強直症、というような疾病です。

 

しかし顎関節症の症状で上記のような稀な疾病は別として、ほとんどの原因は心因性。そして私も学生時代に顎関節症で苦しみました。食事時に口をあけるごとに音が鳴るので本当に不快だったのです。どうして治ったのかはあまりにお粗末な理由なので、以前の記事を探してみて下さい(再度書くのも気が引ける内容)