小さな割烹やカウンターだけの日本料理屋では気に入られた客人が大切にされます。刺身や焼き魚にしても、気に入られたヒトの場合には腹の上質の部分や大きな天然鮎だったりします。どうしても尻尾の部分やサイズが小さい魚も出てくるわけですから、店側からすれば仕方ないのでしょう。皆同一のサーヴィスというのは無理。
知ったかぶりをせず美味しいものを追求する姿勢が店側に伝われば常連でなくても大切にされると思います。もし多くお金を使う客だけを優遇するのであれば、その程度の板前なのでしょう。それは店の考え方。どんな形にしても客差別は出て当然だと思っています。
メニューに値段表記の無い店では会計でも差別されます。舞妓ちゃんを連れ横柄な態度で自慢ばかりする客と食を純粋に楽しむ謙虚なヒトでは会計が同一なはずありません。(別に舞妓ちゃんが居るから高いのではないです。これは別の場所でお花代がかかっているので)
先月他県(西日本地区です)の居酒屋以上割烹未満という店に久しぶりに行きました。もう20年来の付き合いですがここ半年以上行かなかったのです。理由は日本酒マニアが集う店なので、日本酒が苦手になった私には縁がなくなったから。又料理には凝った物が多く(創作料理が多い)隠れ糖質が気になるからです。刺身や焼き物もありますが、それだけのために行く理由もなくなりましたから。
店の主人にお久しぶりのあいさつをしても冷めた感じ。もしひとりなら、ビールと付きだしだけで出ると判断していたでしょう。あいにく、同行者(糖質制限していない)に「珍しい日本酒が呑める。そこそこ旨いアテもある」と言っていた手前、すぐに出るわけにもいきません。
頼む料理のひとつひとつに糖質の確認をします。女将はこれまたヒトが変わったように不愛想です。私たちの皿には上質なモノが提供されているとは思いませんでした。(鯛刺身の尻尾の端が出てきた。ある程度の店では絶対に客に提供しません)差別されているのです。
つまり半年以上行かなかった事で腹を立てている様子でした。(久しぶりに来ていただいて有難うございます、と思えないのは店主の人間性の問題)
こんな店と20年も付き合っていたことがアホらしく感じたのです。店を(ヒトを)見る目がなかったな、と反省。価格表示があるので会計は明朗でした。もう2度と行かない、と心に決め最高の愛想笑いを糞丁寧にしました。「久しぶりにおいしかった。いいところをたくさん出していただいて嬉しかったです。又絶対に伺います・・」わたし、性格悪いでしょうか