金曜日の下りは随分と混雑しています。車内空席わずかでした。(私は通路側を希望する)乗車すると案の定、隣の窓側には客がいたのです。東京駅から乗っている60歳くらいのサラリーマン風の男性でした。そして大きなスーツケースが置いてあり、私の席にまではみ出していました。
どうするのかな?と思い私は自分の通路側の席の前で一瞬立ち止まりました。男性は凄く驚いた顔をしました。(当然通路側にも客が乗る事くらい予想できたはずなのに、どうしてそんなに驚くのかなと思いました)そしてすぐに判断できないらしく、スーツケースをガタガタさせます。こんな場合、相手を責める気持ちにはなりません。「まあ何とかしてね」と心の中でつぶやきました
なかなか移動しないので、仏心が働きかけました。「(私の席に)はみ出しても結構ですよ」と言いかけたのです。しかし、2時間の乗車で窮屈な思いをするのではないか、一度言ったた窮屈でも我慢するしかなくなる・・・。と考え無言で通したのです。
男性は自分の席の方に強引にひっぱり、なんとか収めたようです。自分の足が邪魔になるようで相当不自然な姿勢ですが、私の責任ではありません。(JRのきまりでは、このような場合乗車券や特急券を2人分用意しても2席使用することはできません。たとえ相撲取りでも、です)
男性は良く呑んでいました。テーブルにはすでに呑んだビールの空き缶が・・・糖質オフの発泡酒のロング缶が見えます。話したわけではないので不明ですが、糖質制限されているのかな?と想像しながら見るとはなしに見ていると、駅弁を平らげます。あれ?「糖質制限じゃなかったの」と心の中でつぶやくと今度はお菓子がでてきます。
人間観察って楽しいなあ・・・と思いました。時間はすぐに過ぎたのです。人間観察は楽しいのですが、私も観察されているのでしょうね。ワインを小さなカップに注ぎながらサラミをアテにちびりちびりしているわけですから。多くのヒトは居眠りしているので少し目立つはずです