歯科医師国家試験受験日まであと3か月です。わたしたち国家試験予備校の講師は問題分析を徹底して行っています。そして予想問題(模擬試験問題)作成が重要な時期になっています。この予想問題が学生の合否を決める場合も多いのです。
講師は、歯科医師国家試験出題委員の先生(多くは国公私立の大学教授)の専門分野や最近の研究内容を分析します。そして今年どのようなところが狙われるかを予想するのです。幸い出題委員の先生の氏名は公に発表されています。
公衆衛生学にあっては医師国家試験の前年の問題が流用される場合が多い、これも非常に重要な情報なのです。当たらなかっても良い、しかしもし当たれば合格に近づけます。国家試験にあっては努力と平行して情報収集も合否の鍵を握ると考えています。
私の専門分野、病理診断学の模擬試験問題作りには相当気合いが入ります。ですから学生さんからは毎年「難しすぎる」という意見が出てくるのです。しかしそれで良いのです。凝って重箱の隅をつつくような問題に慣れると本番で楽に感じるわけですから。(今日も相当気合いを入れて問題作成しました。)
すべては学生の合格のために・・・意地悪な問題を作り続ける理由がここにあります。ですから私が作成した問題を無償で全国規模での公開しても良いと考えています。(大人の事情で反対されるのは悲しい)私たち講師も2月の試験日に向けて今からが勝負です
私の国家試験(今より相当簡単でした)受験の時=6年生前期、国家試験対策の講義がありました。そこで某科の教授が前年度の歯科医師国家試験問題をことごとく解けないという事態が発生しました。後日、助教と講師の先生が講義のやり直しにいらっしゃいました。
これは笑い話で済まされません。現在では私自身も自分の専門科目を完答する自身がありません。近年急速に難易度が高くなったからです。ましてや専門分野以外では絶対に完答が無理。今日の歯科医師国家試験にあっては専門家でも回答できないレベルの問題が出題されているという事なのです。