不幸なヒト。死にたいほどの悲しさに包まれたヒトに、上記の言葉をかけるヒトが多いです。表題の言葉、「(止んで)いつかは絶対に解決する」という意味に取れます。本当でしょうか。私にはとても無責任な言葉に感じます。
「永遠に降り続いて不幸のどん底から這い上がれない」と途方に暮れているヒトにあっては、表題の言葉などでてこないはずです。止まない雨に打たれて苦しんでいるヒトも多いわけなのです。ですから安易に「止まない雨はない」などと発言してはいけないと思いました
歯科医師国家試験受験予備校で、相当なお金と年月を浪費し、自身が生きている事に罪の意識を持つヒトがいらっしゃいます。わたしたち講師や職員はかける言葉もありません。決してご本人が怠けて現在に至っているわけではありませんから。
精神疾患の方、末期癌で命の期限を突き付けられた方、そしてアルコール依存症で不可逆性の器質的疾患に悩んでいる方(具体的には癌や肝硬変)いずれの場合にあっても雨は止みません。止まない雨もあるのです。そして身体的な問題がなくても、合格の可能性が限りなく低い歯科医師国家試験浪人の方にあっても「雨は永遠に止まない」のです。
雨から逃げて欲しい。歯科医師になることだけが人生ではありません。いかに早く逃げるかが、未来の幸不幸を決める・・・。思っている事をハッキリと申し上げられないのが情けないです。しかし、申し上げても私の言葉を受け入れられるとは限りませんが・・・。非常に難しい問題だと思います。本当に大変なのは学生さんとご家族なのです。この事、痛感しています。