K大学のY先生がおっしゃる「ゆるやかな糖質制限」。この考え方には大いに疑問があります。端的に言えば、これは「タバコもほどほどに吸えばよい」と喫煙者に言うのと同じなのです。言い換えると、喫煙と糖質摂取の違いは、前者では他人に迷惑をかけるが後者では自身だけの問題。しかしどちらも身体に相当な害があり、「完全糖質制限」「完全禁煙」が必須というのは同列なのです。
「ゆるやかな糖質制限」という言い方を拡大解釈し、「身体に糖質も少しは必要」という珍説を主張する専門医や栄養士が実に多いわけです。テレビや雑誌でも、「身体に糖質も少しは必要」と言う意見が多いです。これは「身体にタバコも少しは必要」という馬鹿げた主張をしているのと同じ。どうして気づかないのか・・、というよりも気づいていても知らないフリをする必要があるのでしょうかね。
喫煙と同様に糖質摂取にも直接的間接的な発癌、易感染、依存性という共通項があるのです。そして経口で糖質を摂らずとも体内でアミノ酸、脂肪酸から立派に糖新生がなされるわけなのです。ですから「ゆるやかな糖質制限」という言葉の裏には、徹底した糖質制限を否定する響きがあるような気がします。
嗜好品として糖質摂取するのは良いとして、「糖質も少しは必要だから・・」という誤った知識をもとに糖質摂取するのは問題だと思います。糖質は嗜好品かつ依存性物質。決して栄養素ではないわけなのですから。この考え方が浸透するには半世紀くらいの時間が必要なのでしょうかね