糖質制限の失敗例 | we85のブログ

we85のブログ

糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

40代男性で肥満(身長体重は不明だが、見るからに太っていた)だったヒトがいます。糖尿病と診断され主治医の勧めで糖質制限をされたのが3年前。私も糖質制限をはじめた頃でしたから、話も合いました。

真面目な性格の男性は言われた通り糖質制限をされたようで、1年たつと別人のような体型と顔つきになられました。糖尿病の数値も安定したとの事で一緒に喜びました。もっとも私はその頃、糖質制限をして体重が増加傾向にあり困っていました。(痩せ型人の糖質制限では標準体重に近づく)


その後も男性はどんどん痩せていきました。昨日など明らかに痩せすぎで身体にチカラが入らない様子です。顔面蒼白でフラフラされています。最近特に弱ったようで、とても40代に見えません。肌の艶も悪いです。

私は尋ねました。「(その痩せ方)主治医には何と言われているの?」すると特に何とも言われてないとの事でした。(そんなはずはない。誰が見ても病的な痩せ方でしょう)と思いましたが言えません。本人も気にしていない様子です。気になっているのは私を含めたまわりの者だけ。


独身でひとりで生活している男性ですから激ヤセしても家族から指摘される事もありません。糖尿病治療のために糖質制限を開始したまではよかったのです。がタンパク質や脂質の摂取量をそのままにして糖質だけをカットしたのではないか、と考えました

これは明らかに糖質制限の失敗となります。もっとも、男性が普段何を摂っているのか詳細は不明です。糖質制限による激ヤセなのか、何らかの疾病で激ヤセしたのか知る由もありません。しかし糖質制限で激ヤセしたのであれば、今からでもタンパク質と脂質をしっかり摂れば取り返しが十分つくように思いました

糖質制限で病的な痩せ方をしてはいけないのです